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Dチューバーな俺とオカン ~俺のゲットしたレアスキルが【オカン乱入】だった件 大バズりしながらかーちゃんと一緒に迷宮の最深部を目指すぜ~

作者:川獺右端
 川崎駅の複合商業施設に悪魔が主催する大迷宮が現れて五年が経った。

 高校生新宮タカシは強敵ミノタウロスに追いかけられて絶体絶命の大ピンチであった。
 三十階のフロアボスであるミノタウロスにF級の底辺配信冒険者であるタカシがかなう訳もなく、一撃を食らい瀕死の重傷で壁の横穴に逃げ込んだ。
 彼は大迷宮が現れた動乱の影響で母を失い、放課後、毎日浅階で狩りをして叔父の家に入れる金を稼ぐ身の上であった。

 地味なF級配信者のタカシには、呼称が余の常連リスナーが一人、彼を専属で取るカメラピクシーだけが日々の狩りの道連れであった。

『力が欲しいか』

 余さんの語りかけに欲しいと答えたタカシは、彼の誘導のまま、横穴の奧に潜り込み、そこで金色に輝くレア箱を発見する。
 そして震える手で箱を開いたそこにあったのは、

【オカン乱入】

 と、いう見るからにネタスキルだった。
 それでもタカシは死んだ母の姿が見れるかもしれないとスキルを試してみる事にした。

「【オカン乱入】」

 光の柱から現れたのはまごう事なき五年前に死んだタカシのかーちゃんだった。
 しかもヒョウ柄の皮鎧にメイス、丸盾を装備した冒険者姿であった。

「タカシ、ひさしぶりやな!」
「か、かーちゃん!!」

 タカシのかーちゃんは戦技スキルを駆使してミノタウロスを瞬殺した。
 なぜそんなに強いのかと尋ねるタカシにかーちゃんは照れながら答える。

「かーちゃんな、五年前に死んで異世界転生したんやで、向こうの世界ではぴちぴちの十七才や、なんか前世の体も懐かしいなあ、こんなに太ってたんやなあ」

 この物語はひょんな幸運によってレアスキルを手に入れた薄幸の少年が信頼できる仲間を作り、一日三回だけ呼び出せるかーちゃんと一緒に迷宮の深層を目指す物語。

 ※カクヨムさまにも投稿しております。
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エピソード 301 ~ 325 を表示中
第292話 反撃を開始する!
2024/04/01 00:54
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