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cmメンタル   作者: れい
6/10

失望

不気味に微笑んだあと、涼子さんの取り巻き達が私の胸ぐらを掴んで 無理やり私の体を起こした。

そのあと 予想外の力で私の体を地面に叩きつけた。



そして怪我をしているところを目掛けて 今度は拳で殴りかかってきた。


言葉もでないほどの痛みが 私の体をおそった。


よく、軽々しく 何かあるたびに

死にそう死にそうと繰り返していたことがあったが

あぁ、これが本当の意味での 死にそう

なんだと 遠のいて行く意識の中で感じた。



痛いなんてものじゃない。

痛いを超えて


恐怖すら感じる。。


私はこのまま


シ ン デ シ マ ウ ノ ?



愛弓はどこ?


ねぇ、無理だとわかっててもさ


助けて欲しかったよ。。



ねぇ、怖いよ。


助けてよ。


誰か


タ ス ケ テ ヨ、 、 、



そしてまた 私は気を失った。



さっきのと違う さっきは体がふっと軽くなったのに

今はずーんと重い。


はは。。私本当に死んじゃったのかな。


声もでない、何も見えない。

凍てつくような寒さだけが

私を包み込む。


こわい。。


誰も助けてくれないんだ。

いざというときは


私のことなんて みんな誰も

助けてくれないんだ、



結局私は 一人ぼっちで、

愛弓という友達は やっぱり他人で

本当は いつも2人じゃなくて

1人きりだったんだね。



光が見えない中 そう静かに考えていた。


その瞬間、小さな光が見えた。


目が覚めると、



ボロボロの愛弓が そこにたっていた。。



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