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cmメンタル   作者: れい
2/10

平凡

三ヶ月前の6月 紫陽花の花が色づき始めた頃だった。、


いつも通り 私は学校にクラスの友達と登校していた。


「今日の給食、なんだろーねー?たのしみだぁ!」


食いしんぼうな彼女は愛弓。4月から同じクラスになり家も近く気が合うため よく一緒にいた。、

「もー、いまから給食の話とか早すぎるよー!でも、給食がおいしいと学校にいきたくなるけどね。」


「でしょっ??あー、ほんと楽しみだなぁ☆」


そう言って私の手を引いて彼女は走り出した。


ガラッと重い教室のドアをあけたら いつもの喧騒がワッと私たちを出迎えた。

立ち話をする女子達、教室の中で鬼ごっこをする男子達、机で本を静かに読む優等生、静かにしろと注意する委員長。。

何もかもがいつも通りな 教室にいつも通りはいる。


マンネリ化したこの日常に 少し飽きていた。


ガラガラと教室に先生が入ってきて、いつも通りのホームルームをはじめる。

当然それを静かに聞く者もなく、ガヤガヤしたまま よくわからないホームルームがなんとなく終わっていく。

この先生はいつも注意しない、注意しても。と諦めているのかな、先生は。


そうぼんやり考えながら一時間目の準備をした。


一時間目は体育。朝から憂鬱な時間が始まる。


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