表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
gift  作者: 藤紫音
4/27

入学までの一週間1日目……Ⅱ

 僕たちは食堂を探すことにした。この寮は思っていたよりも大きいようだ。高校に通う生徒を泊めるだけにしては泊まる用途以外で使われるだろう施設が多い。僕は寮の案内図を見ながらそう思った。

「食堂は一階にあるみたいだね。」

「行こうか。」


 食堂は意外と混んでいた、みんな考えることは同じらしくバスで見た顔もちらほらといた。そこには黒髪の彼女もいた。今度は邪険にされたくないので無視を決め込むことにした。

「何食べる?」不意にたずねてきた。

「じゃ、ラーメンかな。」

「俺が買ってくるから席取っといてくれ。」

「OKだ」本当に混んでいた空いてる席が無い。おっ!みっけ!僕が席を取ろうとすると

「あっ!」黒髪の彼女だ…気まずい

「他に空いてる席は……無いようね、仕方ないわ相席を許可するわ。」

「あ、ありがとう。もう1人いるんだけどいいかな?」

「構わないわ。」バスでのことは気にしていないのかな、まぁ少し見ていたぐらいだしね。

…………………………………………………………………………………………………………………………沈黙が辛い、気まずい、烏早く来てくれ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ