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gift  作者: 藤紫音
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高校へ

 僕はバスに揺られていた前の座席を見ながら……なぜ前の座席を見ているかというと、このバスには窓がない、いや、窓はあった見えた乗るときは、でも、乗ってから外の景色はおろか窓らしきものさえ見えない。かれこれ三十分はバスに乗っているはずだ。


 やっと、バスが止まった。意外と学園は近いのだろうかと思っていると誰かを乗せる為に止まったみたいだ。髪が長い女子だろうか?どうやら僕の視線が気になってしまったらしい。その女子は不機嫌そうな顔で僕を見た。

「何か用?」僕は聞かれたけど特に用はなかった。

「初めまして、これからよろしくね。」

「そう、よろしく」彼女はそのまま奥の席についた。


 人を乗せたのは彼女で最後だったらしい結局二時間もバスに揺られていたことになる。

「学園に着きましたよ。」運転手にそういわれバスを降りると男女合わせて大体40人近くが乗っていたことがわかった。それから職員らしき人が来て寮に案内された。どうやら全寮制らしい。僕は二人部屋に案内された。僕と一緒に案内された男子(比較的身長が高く見た目好青年)と同じ部屋らしい。

「よろしくね。」

「こちらこそ。」中に入ると机の上にプリントがあった。入学にあたって準備物などが書かれていた。どうやら入学式は来週でそれまでに制服をつくったり学園の施設を見たりするとのことだ。

「俺の名前は烏間真これからよろしくな。」

「僕は天野出馬よろしくね。」

「これから自己紹介といきたいけど、もう時間が時間だし何より疲れたから寝たいんだけどいいかな?」時計を確認すると既に10時をまわっていた。どうやらバスに揺られていた時間は二時間どころじゃなかったらしい。

「そうだね、明日から大変そうだし僕ももう寝ようかな。」今日はもう眠りにつこう明日からの学園生活に備えて。

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