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辺り一面に雨が広がっている。この世界も、もとの世界と大差はない。雨や雪が降り、もちろん四季も存在する。しかしいくつか違う点も存在する。こんな世界にも 悪は存在する。
「ギシャアァァァ!!」
それが、この『デュラン』という人間とはかけ離れた存在。1つ目の違う点だ。そして・・・
「消えろ」
その声に応えるかのように、手の甲の紋章が光り、武器を出現させ、デュランを一蹴する。手の甲についている『Crest』、すなわち紋章。持ち主の秘めたる力を武器として表すことができるものだ。これが2つ目に違う点。
そして最後に、もとの世界と大きく違うのは、この世界がゲームであり ─正確にはゲームではないが─ 俺は、いや、俺達はこの世界に閉じ込められた、ということだ。
2ヶ月前のあの日から俺の日常は地獄となった。
小説を書くのが初めてなので、表現やストーリー構成が下手くそですが、
完結できるように頑張っていこうと思います。
よろしくお願いします。