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短編集

少年と少女

作者: 縁 笈留


短編書いてみました


活動報告で「少年と少女。愛し合う二人、でも互いの事情がそれを許さない!」というのをもらい


自分なりに深く考えました


事情が許さない・・・そうはいっても色々ありますよね

身分の違い、過去のいざこざ、トラウマ、etc...


なのであえて深く書かずに読者さんに場面を想定してもらえるように書きました


読者さんは この少女と少年の背後にどんな関係が見えましたか?


それを教えて下さると助かります

今ここにいるのは2人の若者


時間は夕暮れ


場所は緑の豊かな公園のベンチ


カップルには定番ともいえるようなロケーションである


だがしかしお互いの顔は暗い


第三者が見れば、それは告白して振られてしまったかのような状況だ


しかし事情を知ってる人からすれば、それはとてももどかしく、そしてとてもくやしい状況である


しばらく2人は向かい合ったまま、たたずんでいた


やがて少年が口を開き・・・・・・何かを言おうとして・・・やめる


それを見た少女がやり場のない怒りを出すかのように手を振り上げ・・・下げる


辺りが暗くなってきて、電灯がつきそうなくらいの時間になってから、ようやく少年が声をあげた


「由美・・・・・・俺は・・・俺はどうしたらいい?どうすれば・・・・・・」


それはとても悲しく、そして深い怒りのようなものが感じられる声だった


その声を聞いた少女は少し体を震わせる


そして由美と呼ばれた少女は頬を濡らしながら・・・言う


「あきらめるしか・・・ないよね・・・・・・・・・でも私は・・・・・・なんでもない」


その答えを聞いた少年は口を噛みながら拳を握り、とても強い怒りを感じさせながら震わせる


それをみた少女は何かを言おうとするのだが………残念ながら迎えが来てしまったようだ


黒い車からサングラスに黒服というボディーガードのような恰好をした屈強な男が2人出てくる


とても公園には似つかわしいと言えない顔つきだ


そして少年はその屈強な男の一人に話しかけ


もう一人の屈強な男が少女に話しかける


少年は 感情を表さない顔で屈強な男と幾分か会話をしたのち、車に乗る


少女は屈強な男といくつか話し合う


少女はとても強く怒っていて


屈強な男は呆れたような感じを見せる


やがて少女は諦めたような顔を見せる


それをみた屈強な男は失笑し、車に乗り込む


車に乗った少年の顔が見え、少女は瞳に涙を浮かべる


そして車は無情にも去っていき・・・・・・やがて見えなくなる


その様子を見ていた少女は目から感情を無くし


静かに涙を零す


そして天が少女を慰めるかのように 静かに雨が降る


少女は雨に濡れることも構わず、ただただ泣く


そして涙が枯れるほど出尽くした後


大声で泣く


雨は少女を代弁するかのように強くなる


その公園には少女の声と雨の音しか聞こえなかった

友人と話した結果

・少女が借金してる

・少年が犯罪者

・ヤクザの抗争

・身分の違い


の4つの解釈がでてきました


みなさんは何が思い浮かびましたか?

感想欄で教えてください

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― 新着の感想 ―
[良い点] ストーリー展開です。 [気になる点] 文法かな・・・ 小説は書いたことないです [一言] きっと解釈はいろいろなんですよね。
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