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200文字の『双子』シリーズ

いいカモ(200文字小説)

作者: 日下部良介

大学の女教授に呼び出され彼女の部屋を訪ねた。

彼女は強い口調で僕に訴えた。


「もうアルバイトはやめなさい。 お金が欲しいなら私がなんとかするわ」


彼女は何を言っているんだ?

僕はバイトなんかやったことがないのに。

彼女は話を続けた。


「あなたが他の女といるのが我慢できないの。 私だけのものになって欲しいの。 もうホストなんてやめなさい」


ホスト?


「まさか・・」


そう言えば双子弟が最近いいカモができたと言っていたなあ・・


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