やがて蒼き信州
いつも連休の渋滞には悩まされてます。
働いて働いて働いてって言ってる割には、祝日や連休が
増えているどっかの国。
連休になると、善光寺から白馬に通じる国道は、県外ナンバーの車
が多くなり、渋滞がおきて普段は十分くらいで通れるスーパーまでの
道が、一時間もかかってしまうのが珍しくない。
だから純三は、ゴールデンウイークやお盆、正月が嫌いだ。
連休に来る県外ナンバー車をなんとかしたい。
そこで彼は、素晴らしいアイデアを思い付き、北の気の強い女副将軍様に
特別車両を発注した。彼女の得意技は、問答無用で破壊すること。
彼女の脳ミソは、既に破壊されて常識は通じないらしいけど。
連休になり、今日は納車された007も真っ青な特殊車両の初使い。
国道に行くと県外ナンバー車を発見。
純三は、ミサイルの絵のあるスイッチを押す。
するとミサイルが発射され、県外ナンバー車は木っ端微塵。
跡形もなく消えた。
今度は、都会ナンバーのキャンピングカーとすれ違った。
逃してなるものかと、ドローンスイッチを押す。
ドローンが発進して、キャンピングカーの車体に着地して自爆。
純三は大笑いする。
山路をトロトロ進んでいる車の後についた時は、追突して崖下に
その車を落としてやる。
崖下に落ちていく様は、スピルバーグの「激突」より地味だが、
スムーズに谷底に消えた。
ある日、純三はファンという男と会うため、新宿駅に到着する。
「お前が純三か」男は隠し持っていたナイフを取り出す。
笑顔で近寄る純三をひと刺し。
その場に倒れる純三は、既に動く気配はない。
うぜぇ、ざまみろ。男は、何事もなかった様に新宿の雑踏に溶けていく。
そして、この国のチベットと呼ばれる地域にも平和が訪れる。
これはフィクションでしょ




