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やがて蒼き信州

作者: しゅうきち
掲載日:2026/10/31

いつも連休の渋滞には悩まされてます。

働いて働いて働いてって言ってる割には、祝日や連休が  

増えているどっかの国。   


連休になると、善光寺から白馬に通じる国道は、県外ナンバーの車 

が多くなり、渋滞がおきて普段は十分くらいで通れるスーパーまでの

道が、一時間もかかってしまうのが珍しくない。


だから純三は、ゴールデンウイークやお盆、正月が嫌いだ。

連休に来る県外ナンバー車をなんとかしたい。  


そこで彼は、素晴らしいアイデアを思い付き、北の気の強い女副将軍様に

特別車両を発注した。彼女の得意技は、問答無用で破壊すること。 

彼女の脳ミソは、既に破壊されて常識は通じないらしいけど。 


連休になり、今日は納車された007も真っ青な特殊車両の初使い。

国道に行くと県外ナンバー車を発見。

純三は、ミサイルの絵のあるスイッチを押す。


するとミサイルが発射され、県外ナンバー車は木っ端微塵。

跡形もなく消えた。


今度は、都会ナンバーのキャンピングカーとすれ違った。

逃してなるものかと、ドローンスイッチを押す。

ドローンが発進して、キャンピングカーの車体に着地して自爆。


純三は大笑いする。


山路をトロトロ進んでいる車の後についた時は、追突して崖下に

その車を落としてやる。

崖下に落ちていく様は、スピルバーグの「激突」より地味だが、

スムーズに谷底に消えた。


ある日、純三はファンという男と会うため、新宿駅に到着する。

「お前が純三か」男は隠し持っていたナイフを取り出す。

笑顔で近寄る純三をひと刺し。

その場に倒れる純三は、既に動く気配はない。


うぜぇ、ざまみろ。男は、何事もなかった様に新宿の雑踏に溶けていく。


そして、この国のチベットと呼ばれる地域にも平和が訪れる。




これはフィクションでしょ

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― 新着の感想 ―
 しゅうきちさん、こんにちは。 「やがて蒼き信州」拝読致しました。  祝日になるとおこる、渋滞。  いや、壊せばいいってもんじゃないと思う。  事故処理で、ひどい渋滞がさらに酷いことになるんだよ?…
「日常のリアルな苛立ち」から「荒唐無稽なSF兵器」への落差 乾いたスピード感と映画の引用 唐突で無慈悲な「因果応報(ざまぁ返し)」のオチ ラストの「そして、この国のチベットと呼ばれる地域にも平和…
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