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一年目パート1

筆者は心の病気なので優しくしてください。

不定期更新です。

1日目

どうやら異世界に迷い込んだようだ。


眼が覚めたときは遺跡だった。


そこでナコト写本なるアイテムを入手した。


2日目

ナコト写本で生み出した魔法モドキで食事を取っている。


見た目は黒いダークマター、食感は饅頭、味は焼肉。


不思議な食べ物だと思った。まだ遺跡を出れていない。


3日目

どうやらこの書は必要なときにだけ呪文が使えるようになるらしい。


恐らくはクトゥルー神話とは何の関係も無いと思う。


何故ならSAN値が減った気がしないから。


今日は女体化の魔法を入手した。飯はダークマター。


4日目

女体化しつつ遺跡を練り歩く。


女の子になった気分は清々しいものだった。


女の子になること、それは昔からの夢だった。


何故なら俺が最初に恋をしたのは男の子だったから。


女の子なら誰にはばかられることもなく恋が出来る。


今日もダークマターを食べた。おそらく明日には出られる。


5日目

遺跡を出た。遺跡には沢山のアイテムがあった。


金貨らしきものが六枚。フード付きのコート。


ロングソード。回復薬×7。


他にもまだまだあるのだが持って行けそうに無いので置いてきた。


そうそう俺の名前だがクオン・アカツキという名前だ。


外は草原だった、それはもう広い草原だった。


町は、と言うか集落は見当たらない。


どうしようか?


6日目

結局遺跡に戻った。


遺跡は何故か生物が居ない。危険も無い。


今まで罠すら見ていない。


書に飛行術式を見つけたので、飛行訓練と剣術修行を始めた。


書を使ってこの遺跡を調べてみると結界が張られているらしい。


7日目

今日はダークマターに別の味付けがあることを知った。


卵かけご飯味のダークマターだった。でも食感は饅頭。


剣術鍛錬だが、書から知識を取り込んで効率良く修行中。


飛行訓練は順調。あと三日くらいで旅に出れそうだ。


8日目

遺跡にお客さんが来た。


何でも四人のうち二人しか入れないとかで入り口で立ち往生していたらしい。


話しかけて結界が張られていると伝えたら、


此処は君の所有物か? と聞かれたので違うと言ったら、


遺跡に入れる二人と一緒に探索を手伝って欲しいとのこと。


何故かと聞いたら、宝があるのなら君一人で全て取るのは難しいだろう、いくつか残したはずだと言うので。


よく分かりましたねと言っておいた。


時間も遅いので探索は明日にすることにしたらしい。


食事に招かれたのでダークマターを振舞ってみた。


全員食べるのに躊躇していたが俺が美味しそうに食べたら一人一人食べ始めた。


皆美味しそうに食べたおかわりもした。


どこで手に入れたのか聞いてきたから魔力で作り出したと答えた。


食堂の定食の味がするとのこと。


9日目

遺跡を探索するのは女性二人。


おっとり系剣士アリシアさんとクール系魔法使いエイミさん。


この二人と朝から遺跡探索中、でももう終わりそうだ。


遺跡自体書を安置していただけの代物だからそんなに広くない。


でもなんか拳大の石を見つけて喜んで入り口に戻ってた。


あとで聞いたら爛鉱石という珍しい石だとか。


10日目

お別れのとき、報酬に銀貨二枚もらいました。


一緒に行かないか、と誘われたが断った。


俺は次のダンジョンへ修行に行くことにした。


俺が空飛んでたら皆驚いてた。



13日目

日記を書くのが久しぶりだ。


明日から別の遺跡に入る。


書を使ってダンジョンを探していたら結界の張ってある場所を見つけたのだ。


見た目からして神殿なのだろうが、人の気配はゼロだった。


14日目

あらかじめ書から攻撃術式を取り出し試し撃ちをする。


雷の矢だった。軽追尾と軽貫通の二種類の矢があるようだ。


遺跡に入ると清々しい香りに包まれた。


遺跡探索が楽しくなりそうだ。


15日目

広い。そして深い。


まるで何かの要塞のようだ。


ただいま15階層目。


探査術式を使用したところあと三分の一。


新しいダークマターを手に入れた。醤油の付いた納豆味だった。


16日目

最下層。神々しい後光が差す神様みたいな女性が居た、


難しいことを喋り続けていたが分かりやすく言うと『コ・ヲハラメ』だって。意味分からん。


うん、と答えると満足したのか溶けるように消えた。


きっと成仏したのだろう。


彼女の足元に呪われそうな指輪が落ちてた。


装備した。


17日目

帰る途中見たことの無い宝箱を見つけた。


書を使って調べてみたけど何も無かったので空けた。


中身はSAN値がだだ下がりな仮面だった。禍々しい。


装備した。


18日目

仮面を着けたら視界が青に染まった。


暗いところも見渡せる。きっと古代の暗視ゴーグルだったに違いない。


何故か人型のようなものが蠢いているように見える。


きっとさっきの人が成仏して嬉しいのだろう。そっとしておいた。


19日目


遺跡を出たのはいいが次も遺跡?


それだとつまらない気がする。


常識を学びつつ町を探すことにした


20日目

剣術訓練は毎日ちゃんとやってますよ?


今日の一般常識。


亜金貨は百万円金貨は十万円、銀貨が一万円、銅貨が千円。


亜銅貨が百円。上級紙幣に白金貨と言うのもあるらしい。額は亜金貨十枚分。


俺が持っているのは金貨と銀貨だな。覚えておかねば。


町は探査魔法で見つけました。


21日目

明日には町に着くだろう。


そうそう忘れてはいけない、今朝盗賊に襲われた。


勢いに任せて息の根を止めてしまったが後悔はない。


何故ならこの世界が弱肉強食であると知っているから。


でも気持ち悪い、二回も吐いた……。


慣れなければ生きていけない。


でも盗賊の所持品は頂いたぜきゃっほう!


22日目

町について最初に向かったのはギルド。


書の情報によれば十五歳から仕事をすることができるとのこと。


ギルドの登録料に銀貨二枚取られた。


後は金貨を崩して宿を取った。


明日から仕事!


23日目

仕事、なんと甘美な響きか。


とりあえず魔物討伐から。


角の生えたウサギを狩りまくった。


雷の矢があまり効かないので炎の矢を放つことに。


肉は美味しかった。


角は書の格納庫に入れた。半分売って半分保存するのだ。


24日目

今日も今日とて魔物退治。


錬金術に必要な薬草と魔物の部位を蒐集。


この世界に来て初めての錬金術。


回復薬沢山作ったよー。

ギルドに置いてもらって宣伝中。


27日目

早くも薬が噂になり始めた。


安価で効力が高めなのが人気の秘密らしい。


俺は所持物品を錬金術に使う際どのような効果をもたらすか知ることが出来る。


角ウサギの角はとある薬草と混ぜて使用するとそこそこの回復薬ができるのだ。


29日目

ギルドから回復薬が欲しいと言われてしまったので大量生産。


昨日から素材をざくざく集めているので難しくは無いだろう。


薬草は雑草のように生えるし角ウサギも大量に出る最もポピュラーな生物らしかった。


頑張ってお金ためて自分のアトリエを作らないと!


30日目

所持金は金貨五枚、銀貨二十枚、銅貨十六枚である。


目標は亜金貨七枚分の工房を入手すること。


そういえばいつ男に戻るんだろう。


食事は味噌汁味の黒い水と卵かけご飯風味のダークマター。





だーくまたー!

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