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第15話 祈り 2/3

 ユリとミルシードが服を着て外に出たときには、もうタクヤは車に乗せられていた。


「どうしたんですか?」

「痙攣して倒れた。最初は湯の中で足をさすっていただけだたんだが、だんだんつらそうな顔になって、いきなり」

「早く戻りましょう」


 全員乗ると、ゼンはすぐさま車を発進させた。

 急ぎつつも、ゆれが大きくならないように気をつかって。

 ポル爺が助手席から言った。


「あんたらがこんな大問題かかえとるとは知らんかったぞ」

「村の病気の方々と、同じですよね」

「助かるんかい? 言っとくが、ワシの娘は、三人とも、この病で死んだんだぞ」


 車内の空気が凍る。


「大丈夫」とユリは断じた。「彼は一国の王子、そして専属の祈り師もここにいます」


 厳しい顔をして唇をかむユリ。

 そのユリの肩をミルシードが固く抱きしめた。 


「ユリ、頼むわよ」

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