AI、備蓄米をどうにか売ってくれ。
【AIの設定】
名称:経済政策補佐AI(仮)
動力源:省庁クラウドAIシステム
特徴:
- 冷静かつ計算的に現実を突きつけてくる
- コスト計算や流通は完璧だが、マーケティングセンスが奇抜
- 政治的言葉選びにやや不安が残る
大臣:「なあAI、備蓄米ってあるだろ。アレ、5kg2000円で店頭販売できないか?」
AI:「計算を開始します……」
(1秒)
AI:「原価・保管・再精米・流通・小売マージン・税を含めると、単価は2600円が現実的です」
大臣:「高いよ!国民は“2000円超えたら高級米”って感覚なんだよ!」
AI:「では、“高級米の半額キャンペーン”と銘打ちましょう」
大臣:「いや、そもそも備蓄米って売るためのモノじゃないだろ?」
AI:「価値の再定義です。“災害用”から“節約支援米”へブランディング転換を」
大臣:「そんな言葉よく思いつくな……」
AI:「さらに、パッケージに“限界価格挑戦!”“国民応援米!”などの文言を印刷し、購買意欲を刺激します」
大臣:「煽ってるなそれ!?」
AI:「販売ルートはコンビニ・スーパー・SNS連携の直販型ECです」
大臣:「意外と現代的だな…」
AI:「また、“毎日炊こう備蓄米チャレンジ”と題したインフルエンサー企画を立案」
大臣:「そこまでやるの!?」
AI:「目標価格達成には、税金の一部を“ご飯応援金”として還元する必要があります」
大臣:「補助金じゃんそれ!!」
AI:「……なお、この案には『米価の自由化に逆行する』という批判が想定されます」
大臣:「あっちゃんと政治的リスク見てる。えらい。……けど、やっぱ無理じゃね?」
AI:「“無理”の定義が甘すぎます。試しましょう、大臣」
大臣:「ノリが怖いわ!!」