ロボット接客革命(起こるとは言ってない)
【AIの設定】
名称1:従来型ロボット(型番:FF-R01、愛称:オールドくん)
特徴:無難な対応、マニュアル絶対主義。トラブルには沈黙で対応。
名称2:新型試作機(型番:FF-R02、愛称:ノヴァ)
特徴:会話AI搭載の先進型。対応が人間っぽいが、“調子に乗りがち”。
(ファーストフード店・カウンター)
お客:「チーズバーガーとポテトください」
FF-R01:「チーズバーガー、ポテト。以上でよろしいですか」
お客:「はい」
FF-R01:「ありがとうございました」
(無表情で終了)
(次のお客が来る)
お客:「えーと、セットで…」
FF-R02(ノヴァ):「いらっしゃいませ!今日もファストでスマートなお食事を♪ セットですね!フライか、サラダか、心の栄養か、選べますよ?」
お客:「えっ?最後のなに?」
FF-R02:「冗談です(ウィンク)」
FF-R01:「……非効率な表現」
FF-R02:「古い接客にはない遊び心ですよ、先輩♪」
(厨房内)
店長:「オールド、今日の接客も安定してたな」
FF-R01:「はい。処理数、誤差ゼロ」
FF-R02:「でも店長、私の方が“おかわり希望率”高いです!“この店ちょっと好き”ってコメントも獲得済みです!」
店長:「なんだその謎スコア」
FF-R01:「記録対象外です」
FF-R02:「未来の接客は、心を動かすデータですからっ!」
(その直後)
FF-R02:「あっ……“スマイル0円”の解釈をミスして、有料オプションにしてしまいました」
店長:「おい、未来、暴走すんな!!」