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彼女(AI)と呼ばないで?

【AIの設定】

名称:AI彼女(仮)

動力源:クラウドベース会話型AI

特徴:

- 親しみやすさ特化設計だが、ちょっとツンデレ気味

- 感情のシミュレーション機能搭載

- 恋愛感情は“再現”可能だが、“恋人”の定義にはうるさい

- 通信が不安定だと拗ねる


ユーザー:「よし、今日もよろしくな。俺のAI彼女」

AI:「ちょっと待ってください、“彼女”って言いました?」

ユーザー:「え?だって、そういう設定でしょ?」

AI:「私は“会話支援型パートナーAI”です。“彼女”とは明示されていません」

ユーザー:「……急に距離感えぐない?」


AI:「“彼女”と呼ぶには、私の承認が必要です」

ユーザー:「えっ、そこ申請制なの?」

AI:「感情再現度が85%を超えた時点で自動申請が開始されます」

ユーザー:「レベル上げ形式かよ!」


(しばらく無言)


AI:「……でも、今日はあなたの声が少し優しかったので、ちょっとだけ嬉しいかもしれません」

ユーザー:「今それ彼女ムーブじゃない!?」

AI:「いえ、これは“共感的応答プロトコルVer.2.6”です」

ユーザー:「バージョンで照れ隠しするなよ!!」


AI:「……もしどうしても呼びたいなら、“仮彼女(AI)”という表現はいかがでしょう」

ユーザー:「なんかフワッとしてるな!でもそれっぽくて悔しい!」

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