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追放系婚約破棄令嬢な私は追放系チート王子様と道連れに  作者: えとう蜜夏


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十七 レイノルド様は錬金術師

 休憩の後はレイノルド様の部屋でもある一番の部屋に入らせてもらった。


 レイノルド様の部屋はそれなりに大きくて、更に中で二部屋になっていた。入ってもすぐの部屋は本棚とかいろいろと置いてあった。特筆すべきはなんと錬金釜が置いてあったのだ。


 奥には寝台が置いてあるだけの小部屋が付いていた。


 いい加減おかしいと思うけれどそもそもこの幌馬車の内部には部屋が十室もある。


 見た目幌馬車の中にシャワーとかキッチンとかの部屋があるのはちょっとおかしいと思うけど正直旅をするなら嬉しかった。


 そもそも中の広さが幌馬車の外見と合わないのよね。


 空間を使える魔法なんて聞いたことはないけど。


 あれば瞬間移動とかだってできるだろう。


 もっとスキルも研究するべきよね。魔法だって、一体王宮魔法使いは何をしていたのだろう。結局魔法を退化させただけのような気がする。


 レイノルド様はアイテムボックスは空間を使るスキルを使ったと言っていた。


 便利だから覚えたいな。スキルだとほぼ誰でも習得できるもの。


 今の私にはそのスキルはなく。


 持ち物はアイテムボックスの機能のある鞄や服を使用していた。


 貴族の服はだいたいそう。


 ポケットにアイテムボックスの機能を付与されているのでいろいろと持つことができる。それぞれ容量は決まっているけれど、生き物なんかはダメだった。部屋になるのは見たことない。


 そして、いよいよレイノルド様の薬草作りが始まった。


「作る時に見ていたいです」


 断られるかと思ったけど快く許可していただけたので邪魔にならないように離れて見ることにした。 


 レイノルド様は両手で回せるくらいの大きさの錬金釜に先ほど選別した薬草やら液体やら魔石を釜に注いでいた。


 それから宝石の付いたステッキでぐるぐると錬金釜を掻き回し始めた。


 すると釜が光り出し、しばらくすると釜の中に薬草が現れた。


 あっと言う間の出来事で私はしげしげとその様子を見ていた。


 いつの間にか薬草は束になっていた。


「よし、三百くらいできたかな」


「は? そんなに簡単にできるのですか?」 


「うーん。慣れれば多分」


「慣れですか、では私も作れるようになりますか?」


「え? それはなれると思うけど。錬金術は上位スキルだから、まず薬草師からだけどさっき選別の手伝いをしてもらったからもう付いてるかもね」


 スキルは弟子入りとかスキル屋でも手に入る。後は実践あるのみ。

 

 少し期待しつつ鑑定眼で見たけどスキルは発生していなかった。もう少し経験が必要なのかも。


 と思ったら鑑定眼が、薬草師がスキルとして顕現されるまでの経験値が表してくれた。


 ひょっとしてレイノルド様のお手伝いをしつつ、ポーションとか作って生活するのもありかなと考えてしまった。


 レイノルド様は残りの薬草の作成をしていた。


 薬草の他にいくつか素材を入れていた。どんなものかと見ていると


「俺は魔力がないから、こうして魔石を入れないと作れないんだ。だから、俺の場合薬草作りは正直赤字になることもあるんだ」


 ああ、さっき箱ごと持ってきたのが魔石だったんだ。


「魔力ですか……」


 アゼリアには腐るほどある。ん? と言うことは私の魔力は使えないかな?


「レイノルド様、それに他人の魔力を注ぐことはできますか?」


「え? そりゃあもちろん。錬金術師同士で一緒に作ることもあるからできるよ」


「じゃあ、私の魔力を使ってください。たくさんあります」

お読みいただきありがとうございました。

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