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英雄伝説外伝  作者: おかゆ
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5.パーティ壊滅

公開可能な設定資料9.魔法について

この世界の魔法はそれぞれ下級、中級、上級、最上級と分かれている。級と位は同じで使用者により言い方が違う程度の事。その他使える人が極わずかだが、神淵魔法や、悪魔魔法などがありそれらは全て超級魔法と呼ばれている。属性は火、水、土、雷、木の5種類に聖属性、魔属性、精霊魔法、召喚魔法、空間魔法、の10種類がある。ちなみに余談だが、聖属性の魔法は魔力ではなく、ほぼ同じ存在であるが神力と呼ばれる神からの預かり物とされる力を使う。


「頼む、頼むから間に合ってくれ……!」

ここまで全力で走るのはいつぶりだろう。ワシ達は老いなどどこかへ忘れ去り全力で走っていた。何故、何故こんなことに……


ー数時間前ー

飯を食べ終わったワシ達はそれぞれ、模擬戦の準備や魔導書の準備、食器の片付けをしていた。

魔法剣士のやつを除く3人は一足先に広場に出て腹ごなしに自主練習をしていたようだ。

遅れて魔法剣士が外に出ようとすると突然大きな爆音と眩い閃光が走った。

ワシと清龍も慌てて外へ出るとそこには懐かしき魔王の姿があった。


「魔法剣士、いや今は聖剣老師と名乗っておったか。久しいな。お主たちに討伐され早500年、英霊界よりようやく我輩は舞い戻ってきたぞ!ひとまずはお主が大切にしているであろう弟子達に挨拶がわりの一発をくれてやったら、くははは、これがまた脆弱なことよの。一撃で瀕死になりおったわ。」

「お主!戻ってきて早速それか!ワシや清龍に攻撃するならまだしも、この子らに攻撃するとは!覚悟は出来ておるんじゃろな!?」

「覚悟、とな?はてさて死に損ないの老人と未熟な小童と最弱の神獣で何が出来るというのだ。復活したばかりとは言え我輩に勝てるわけがなかろう」

魔王め、相変わらずの憎たらしいやつだ。しかし今回は3人は瀕死、加えて魔王の攻撃から察するに魔法の中でも最悪最強と名高い悪魔魔法である。清龍やワシが使えるような回復魔法では少しの傷もいやせんだろう。まあ、何とかする手立てはないと言ったら嘘になるが。

とりあえずは魔王を撃退しなければ何も始まらない。

「魔法剣士!!結界の中に隠れておれ!!」

「は、はい!しかし、三人は…?」

「こやつを撃退したあと何とかする!ひとまずは結界内に4人を送るぞ!」

「は、はい!老師様、ご武運を」

「清龍!!何しとる!わしの剣をもってはよこんか!!!」

「す、すみません老師様!ただいま!」

「4人の周りに使って今作れる最強の結界を張れ!その後、ルーン結晶全てを使ってわしとまおうとを結界で包むんじゃ!!」

「かしこまりました!」

「ほう、つまらん悪あがきだな」

言っておけ魔王

すまない、魔道士ありったけのルーン結晶と魔道具を借りる。さて、とりあえず島にもほかの4人にもこれ以上の被害は来ないだろう。さてどうするかの

「私が囮になります!老師様はその間に神淵魔法の準備を!」

「すまない、お主なら聖属性以外に強い体制がある。頼んだぞ!絶対に死ぬでないぞ清龍よ」

神淵魔法か…久々に使う。しかしこれを発動するには時間もかかるし何より剣が足りない……そうだ、魔法剣士がいたじゃないか。

「魔法剣士!剣を借りるぞ」

「はい!分かりました老師様!」

「よし、準備はこれで完了じゃの。あとは術の発動だけか…」

「ほぉ、まだお主にそのような高位の術が使えるとはな。」

「老ぼれでもまだまだ戦えるのよぉ。魔王や逃げるうちなら今のうちじゃよ」

「ぬかせ。今のお主の技など通用せんわ……おっと。まったく会話の途中に攻撃するなど失げがなっていないの」

「ちぃっ!老師様が術を発動させるまで私が相手です!」

「威勢のいい神獣のガキじゃの。どうじゃ我輩の元で働かんか」

「そんなのクソ喰らえです。死んでもお断りします」

「ならばしねえ!」

よし、魔王は清龍の挑発に乗ったようだ。さてわしは自分の仕事をするか

「我が名は聖剣老師。英雄伝説における4英雄が一人。いずれ神となる我が名において裁きを下さん。。志半ばで息絶えし英霊よ。生を全うし謳歌した英霊よ。我に救われし英霊よ。我に殺められし英霊よ。全ての英霊よその想い我が聞き届けん。今こそ想いをぶつけよ。神よ偉大なる神々よ。2振のツルギに清き心と悪しき心を込め、その力を我に貸し与えよ。英霊たちよツルギに集いてその想い果たさんとせよ。精霊よ自由なる精霊よツルギの力を糧とし我に集え。今こそ全ての者達の力による裁きの鉄槌を与えん。クリムゾン・ジャッジメント!」

「小賢しい!トカゲごときが!」

「くぅっっ…しかし遅かったようですねろうし様の方がひとつ早かった様です。」

「なに!まさかあの魔力…封印されたのでは?」

「バインド!ワイヤーバインド!バインドスワンプ!サモンドラゴンエンジェル!天使結界!龍牢獄!老師様!長くは持ちません!早く魔王を!」

「くそ!小賢しい!こうなれば跳ね除けるまでだ!」

かわそうとした魔王を清龍が持てるありったけの拘束呪文で足止めをしてくれたおかげで当たりそうだ。

「魔王よ!再び英霊界に戻るのじゃな。終いじゃ」

「ぐわぁぁぁぁぁぁ!」

魔王に渾身の神淵魔法が当たった。500年前では使えなかった魔法だ。魔王のやつも想定外だろう。


「ぐふっ…残念だったな…聖剣……老師…我輩は…まだ死…んで…………おらぬぞ…ヒー…ル」

「そんな…老師様の最強のいちげきを食らってもまだ立てるなんて…」

くそ、倒すには至らなかったか…しかしかなりダメージを受けたようだ。聖と魔、オマケに精霊の力まで全てを使った無属性魔法。どんな耐性があってもつらいだろう。ワシもさすがに今は1発が限界だが、今のやつなら上位魔法か中位魔法でも勝てるだろう。

「清龍、トドメを刺すぞ!」

「は、はい!」

「そうはいかんぞ!老師よ今日のところは挨拶のつもりだったので引いてやろう。だが、次はないと思え!貴様が神淵魔法を使えるのは予想外だったが、我輩も倒せぬ様ではまだまだよ。お互い次は本気で決着と行こうか」

そう言い残し、魔王は去っていった。ちぃ、倒し切れなかったか。しかしかなりの有効打となるのがわかっただけ収穫があった。そんなことより今は瀕死三人だ。

「魔法剣士、出てきていいぞ」

「は、はい!お疲れ様でした!老師様!」

「3人の事じゃが、助けられるとしたら1つしかない。時間が無いから話はあとじゃ。清龍!魔道士を抱えてやれ!魔法剣士は盗賊をたのむ。ワシは僧侶を連れていく。2人とも付いて来るのじゃ!」

「「はい!老師様!」」

こうしてわしはとあるところに向かった


ー現在ー

「きちんと着いてこれとるかの?2人とも」

「はい。しかし老師様我々は今どこに向かっているのですか?」

「じきにわかる。黙って着いてくるのじゃ」

「はい。」

「老師様。まさかあそこに行く気ですか?私達は大丈夫だとしても4人は入れますかね…?」

「何、なんとかなると思う。ワシを信じよ」

「かしこまりました。」


「さて、着いたぞ。」

そこは孤島の中の深い森の中、わしらもほとんど来ないような場所だ。ひとつの大きな門以外は木と草があるだけである。門には大きなカンヌキがあり、それを2体の魔獣の像が持ってる形だ。

「老師様…ここは?」

「清龍説明してやれ。わしは少し守護者と話をしてくるからの。」

わしはそう清龍に伝えると門の裏手、深い谷のそこに向かった。

「かしこまりました…さて、魔法剣士。貴方はこの世界のものが死ぬとどこに行くかはご存知ですね?」

「はい。いけとし生けるもの全ては英霊教の神様が管理している英霊界へと皆行く事になります。」

「では、どうやって行ってると思いますか?」

「それは…すみません聞いたこともありません。」

「英霊界へはこの様に世界中にある門で繋がってます。」

「なるほど。つまり俺達が今から行く所は英霊界ということですね」

「そうなりますね。しかし、英霊界へ生者が行くとなると各地の門をそれぞれ守護する守護者達の出す試練を突破し英霊界へ行くための許可を得ねばなりません。私や老師様は既に何回か行っていますから大丈夫ですが、貴方がたはまだ試練をクリアしていません…老師様はなんとかなると仰っていましたが…」

「おぉ、またせたの2人共。スマンが魔法剣士よ。4人を代表してお主が試練をクリアしてくれ。何、ワシにもできたのじゃお主にもできるわい。」

全く頭の硬いやつめ。まぁ良いか。

「えっと、話が急でついていけませんが…その方?から出される試練を突破すれば良いのですね。頑張ります!」

こうして魔法剣士は仲間を救うための試練を受けるのだったー

公開可能な設定資料10.神淵魔法

神淵魔法とは、その名の通り神域の淵へ踏み入れたものにのみ扱うことが出来る超級魔法術者自身が神となれるだけの資質と神からの借り物では無い神力を必要とする。悪魔魔法とは対の魔法にあたる。

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