6/11
ドッペルゲンガー
「妹よ~暇だ」
俺は寝転びながら美喜に話しかける
「そうだねぇ、やることないねえ」
美喜も特にやることがないようで寝転んでいる
そのときだ「ピンポーン」
チャイムがなった
美喜が立ち上がったが
「俺が行く」こう言って俺が玄関に向かった
「はーい」
こう言って玄関のドアを開ける
「どちら様で....え?」
ドアの向こうにいたのはもう一人の俺だった
そこに妹がやって来た
「兄よどうしたのだ...あれ?兄がもう一人?って二人になってる!?」
妹は驚いた様子で腰を抜かしている
「え?どう言うこと!?」
妹が叫ぶ、俺は目の前にいる自分に来た目的を問う。
「何故ここに来た?」
目の前の俺が答える
「そんなの決まってるじゃないか、迎えに来たんだよ。」
こいつは何を言ってるんだ?迎えに来た?と言うことは.....