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すべては親父を殴るために  作者: 零崎虚識
ブラジル(2012年10月)
5/5

『YES!アタック!GO!パンチ!』

遅れました……いや、ホント。


あ、英語は翻訳ソフトとかがあってんのかわかんなくては不安なため『』で喋ってもらうことにしました(笑)

なんだろう、ここに入ったらいろいろ取り返しが付かないことになる気がする。


なんというか、もう後戻りはできなくなるようなそんな予感が。


だけど、今現在ほぼ無一文で格好もおかしいオレがこの状況を打開する方法は今のところこの怪しい店にかけることだけだ。


でも、ここに入った瞬間一般人(鬼)として何かいろいろ失う気がする。


だっておかしいだろ!?なんだよ『YES!アタック!GO!パンチ』って!!


紳士か!?脳筋な筋肉達磨みたいな紳士がいっぱいいるのか!?


言っとくけどオレ英語ほとんどできないからな!脳筋に勘違いされるのは確実だけど弁解する方法はまったくと言っていいほどないからな!?


それに防音はしっかりしてるみたいだけど、それでも少し『ガチャーン!!』とか『ドコーン!!』とか野太い男(漢?)達の歓声とかが聞こえてきてるんだけど!!


もう、あれだよな!誰もが予想できるであろう最悪のオチ確定だよな!?


もうやだよ、入りたくねぇよ、ぶっちゃけもう帰りてぇよ。


店の名前からしておかしいだろ、ネーミングセンス狂ってるだろ。


……………よく考えたら困ったときとはいえ金がないってのはこの店入ってもどうしようもなくないか?


「よし!この店には入らない!どこか他でなんとかする!」


『おい、坊主そこでずっと暴れてるがこの店に用があるのか?』


「え?」


いや、ちょっ、急に肩叩いて話しかけられましても!?しかも何言ってんのか全然わかんねぇし!!


『あー、まぁちょっと入りにくい雰囲気だからな。よし、オレが一緒に行ってやるよ』


お、おい、ダメだってその扉開けたらゲームオーバーだって!


『おーい、マスターいるかー?』


あ”ぁぁぁ!!開けちまったぁぁぁ!!


『ほら、なにしてんだ坊主いくぞ!』


ちょっ、やめっ!無理、引っ張んなよ!いや、俺行かないから!てか、おっさんどんだけ力強いんだよ!鬼の俺が抵抗してるのにびくともしねぇんだけど!?


え~と、英語……英語………


「ノ、ノーセンキュー!ノーセンキュゥゥゥ!!」


嫌だぁぁぁぁぁ!!!!

ホントね、遅れたうえに短いしやっと店入っただけっていうね……(笑)


精進します(笑)

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