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契約
誕生日パーティーから三日がたち、
今、セスは、中庭に来ている。何か無いのか散歩に来ているのだ。
だか、中庭なんて言っているが、
大きさは、そこら辺の中庭なんて非じゃないほど大きい。
どんくらい?と聞かれたら、学校の運動場の、二倍くらい、
と言えば分かるだろうか、そう、とても大きいのだ。
こんなに必要なのか聞きたい位に。
そして、一番端の方に来ていた、そこでセスは、見つけた。
血だらけの銀色の毛の狼?みたいなものを。
そして、いきなり、頭の中に言葉が響いたのである。