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セスが出ていった後のちょっとした話 10

間違いや分かりにくかったら教えてください。

「......フッ......フフフッ......フフフハハハハハハハハハハハハハ!! 何が国1の実力者だ! こんな簡単に死ぬなんて笑えるな!」

男は高らかに声を上げ笑った。

<何がそんなに楽しいのか分からんな>

頭の中で声が響く。

男はそれが聞こえてすぐ周りを見回した。男が周りをみたのは理由がある。頭の中で聞こえたのは声。この世界で頭の中で声が聞こえる現象は魔法の『念話』しかない。念話の効果は密談や離れたところにいる者に話せることだ。だが、離れたところでも話せると言ったが、それには限界がある。まず念話は相手の近くにいるときはちゃんと機能する。だが離れてる場合は念話の対象を視界の中に入れないといけない。つまり、念話をしてきたということは、相手は自分の近くか離れた場所で自分を見ているかのどちらかしかない。近くにいれば周りを見ればいいし、離れた場所から見ているのなら自分からも見える。今回は前者だ。ここは室内。窓は先ほどの爆発でも壊れずカーテンも閉めてあった。つまり外からは自分を見ることはかなわない。故に自分の近くにいると判断した。

未だに視界は悪く周りを見ても目の前は土煙しか見えない。

「クソッタレが! 姿を出しやがれ!」

男は視界の悪さと姿を見せない『何者』かにイライラし始める。

<そう怒るもんじゃない。頭に血が上ると思考判断が鈍るぞ>

頭に響く声がどこか説教じみたことを言う。その言葉に、

「うるせー!」

男は完全に頭に血が上っていた。

<そもそもおまえは、二人を殺したと思っているのか? もし思っているのならおまえは相当のバカだな>

嘲笑を含んだ声が響く。

「バカは貴様の方だろう? 貴様はさっきの爆発に巻き込まれたのが見えなかったのか!」

<あんな物で二人を殺す? 不可能だ。二人を同時に一人で勝てる生き物はそうそういない。二人をやるのならギルドランクSを100人用意した方がいいぞ?>

『何者』かは自慢げに、男をあざ笑うかのように言う。

「Sランクを100人? ふざけるな! そんな物はでたらめだ!!」

Sランクが100人いればS3を二人ぎりぎり倒せるか倒せないかだ。だがエリカとジークはそれ以上の力を持っている。二人には100人以上必要だ。言ってしまったら戦意をなくす。今でも十分なくしているのに。

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