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セスが出ていった後のちょっとした話 8

投稿遅れて本当にごめんなさい。暇つぶしに見てくださってるみなさん、読んでくださってありがとうございます。

いちゃいちゃしていたジーク(不本意)はエリカに抱きつかれたまま動けないでいた。


ボンッ


遠くの方で大きくない爆発音が聞こえてきた。ジークはその音を聞きバトラスが言っていた進入者の話を思い出す。

(そう言えば進入者がいるとバトラスは言っていたな......)

ジークはそう心の中でつぶやき進入者を捕らえるために立ち上がろうとした。だが動けない。エリカに抱きつかれたままだからだ。

「......エリカ、離れてくれ。バトラスの言っていた進入者を捕まえに行くから」

「いやです」

ジークの願いを即答で断り魅力的な体をジークに押しつける。ジークはその柔らかな何かを当てられて嬉しいのだが、理性を失うほどではなく、進入者の捕獲に行かなければと思いエリカを無理矢理からだから離そうとする。が離れない。

「お願いだから離れてくれ」

再度お願いをするが、

「い・や・で・す~」

今度はものすごい笑顔で拒否られた。しかもかわいいのが憎らしい。

「......だってあなたが悪いんですから」

「いや......それは......」

ジークはエリカに痛いところをつかれ何も言えなかった。

「旅をさせたかったかったから勝手に行かせるなんてぇ~、酷すぎですよねぇ~」

そう、これがカロルの言っていた妙案である。どう考えても言い訳として成り立たないし妙案とは言いがたい。というより言えない。ならなぜ、カロルがこんな妙案を考えたのか。カロルの頭はバカではないし、アホでもない。ならどうして、カロルは妙案をジークに言ったのか。カロルはただ単に面白ければいい、そう思っていた。つまり遊び心だ。だかなぜジークはカロルの妙案とは言えない妙案をエリカに言ったのか。ジークも頭が悪いわけではない。それに勉強などは人並み以上にできる。だが欠点がある。それは勉強や戦闘以外にはもの凄く鈍くなるときがあった。今回はその鈍くなる日にかぶってしまったが故に、ジークはカロルの妙案を信じ込んでしまった。カロルがわざとしたのではないか、そう思うかもしれない。たしかにカロルは、ジークのこの欠点のことは分かっていた。だがいつあるかは知らない。つまり本当に偶然だったのだ。

「本当にすまない」

ジークはまた謝った。

「もう、怒ってませんから~顔を上げてください~」

エリカはジークに微笑みながら言った。ついでにジークに強く抱きついた。

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