28/58
神
「......本当に何なんだあいつは」
神は一人つぶやき
「知っているのか?」
次に、誰かに語りかけるように、話しかけるようにつぶやく。
周りには誰もいない。だが神は続ける。
「知っているか知らないかは今はどうでもいい。ただ、あれがどういうものかぐらいは、教えてくれ」
すると、神の後ろの空間が歪み、そこから40位の、今ここにいる神と同じ雰囲気の男が現れた。
「知る気が無いとか言いながら結局知ろうとしてるな」
その男は少し低い声で言った。
「気になるからな」
「まぁいい、教えてやる、と言っても情報はそんなにやれんぞ。なにせあれは、あの世界のイレギュラーなものだからな」
「......イレギュラーか。それで、どんな能力なんだ」
男は神に知っている事を話す。
一通り話をし、神と男は、その場から何事もなかったかのように、忽然と姿を消す。




