お金が無い事もなくなったが、面倒事になった 3
白が行ってすぐに、セスはさっき手に入れた銅板10枚出し、店を出て近くにある南門へと向かった。
南門に着いてセスは後ろに気配を感じ、振り向いた。
だが、そこには誰もいない。
セスが前に向き直ろうとしたら、今度は複数の気配を感じた。
その中には殺気に近い物もある。
だから、
セスは戦いやすい場所でやった方が良いと思い、門を通り外へ出た。
そのとき門番には引き留められなかった。
だが人が沢山いる訳ではない。
ここにはセス一人しかいない。
たがセスは引き留められなかった。
門番は気づかなかった。正確には気づけなかった。
そのままセスは歩いていき、戦いやすそうな平原に着き気配が来るのを待った。
「よっ!久しぶり!」
三分位して現れたのはなんと神だった。
なんか軽い。
「何のようですか?」
セスは単刀直入に聞く。
「そうそう、お前に言って無かったことがあってな」
「早く言ってください」
「......なぁ女は好きグフ!」
「唐突に何聞いてるんですか?」
セスは神を蹴りとばしていた。ものすごい早さで。
「ちょっ!待って!ほんと待って!!」
セスは2発目を放とうとしている。
「早く逝ってください」
「字が違う、字が違うから!」
「すみません、間違えました。死んでください」
「かわってねーーーーーーーー!」
こんな感じを30分やっていた。
「......で?」
「あぁ、ちょとこの世界で問題が起きてるんだわ。それで君は、この世界の問題の解決をしてほしいわけ。おわかり?」
問題が起きてるのなら最初っから言えよとセスは思っているだろう。
そんな顔をしている。
「それで、その問題は何ですか?」
「わからん。この世界なのは確かなんだが」
紙なのに分からないなんて。そう思っていたら、
「俺にも分からないものは分からない。たとえばお前とかな。あと字が違う!」
「あなたはどこまで知ってるんですか?」
いきなりセスの雰囲気が変わる。その言葉は鋭利な刃物のように鋭い。
「言ったろ、俺にも分からないお前のその力は」
「そうですか、分かりました出来る限りでやります」
「あぁ」
セスはきびすを返し旅へと出た。




