お金が無い 4
えっと、変な所があったら、お申し付けください。
セスがギルド登録したのは他に理由がある。覚えているだろうか、旅に出たいと言っていたことを。本当の理由はそれである。
出ていくときにお金はもらえなかった。
旅をするためには、道具を買わないと何も出来ない。
なので、お金集めに最適なのはギルドということになる。よって、ギルド登録をしたのだ。
ちなみにセスのギルドランクはEだ。一番下。
そこまでセスはお金を使う必要はないと判断し、魔力を押さえていた。
故にEなのである。
ギルドはお金集めに最適と言ったが、魔物の素材を売れば良いと思ってしまう事だろう。しかし、魔物を狩らないといけない。だが、魔物を狩るには、ギルドに入ってることが最低条件なのである。故に、ギルドなのだ。
今、セスはスード王国の南にある魔の森、と言うところにいる。今はクエストでスインの花という花の採取クエストをやっている。Eランクだから簡単なクエストしか選べない。ちなみに、報酬は銅板5枚だそうだ。
王国のお金の単位は後ほど。
意外と高い。Eランクにしては、だけど。
と、そこで周りからいきなりゴブリンの群が現れた。
数はざっと二十位だろうか、とか観察していたらいきなり数匹が襲いかかってきた。セスは最初に近かった後ろのコブリンの攻撃を、体を右にずらし避けた後、そのゴブリンの頭をつかみ首を折り絶命させ、それを盾にし、右からの攻撃を防ぎ、左からの攻撃を攻撃する前に左足で腕を弾き、絶命したゴブリンで頭に一撃を入れ、絶命させた。
その動きは六歳とは思えないほどの、切れのある動きだった。
10分位でゴブリンの群をかたずけた。
「ふぅ、やはり六歳はこんなものかな」
六歳で魔法を使わずにゴブリンの群20匹を10分で倒したのだから、彼は凄いとしか言いようがない。
ゴブリンの群を倒した後、すぐにスインの花を見つけ、ギルドにの近くにきた。
ついでにゴブリンの死体も持ってきた。ちなみに、血は出ていない。
スインの花を見つけて採取するまではよかったのだが、ゴブリンの群の死体を持ってくるのには苦労した。小一時間運ぶのに苦労した。
「クエスト終わりました」
「「な!?」」
ギルドに入るなり、リリとジュリがとても驚いていた。
「ジュリさん」
「な、なに?アキラ君?」
「これ、依頼の物です」
「わ、分かったわ。これは報酬ね…」
「ありがとうございます」
ジュリはとてもおどおどしていた。
「どうしたのですか?」
セスはジュリに聞いてみた。
まだ続きます。




