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お金が無い 2
笑みを浮かべていたが、すぐに笑みを消しカウンターに向かった。
男達は動かなかった、いや、動けなかったが正しい。彼らは、セスに恐怖を覚えていた。それ程までに、冷たかったのだ。セスの笑みは。
「すみません、ギルド登録をしたいのですが、お願いできますか?」
「はい、分かりました。では、ギルドマスターの所に案内しますね」
カウンターにいる、女の人に聞いてみたら、ギルドマスターの所に行くことになった。なぜ?とセスは首を傾げていた。
なぜ?と疑問を持っていたら、ギルドマスターの所に着いていた。
中に入ると、
「どうしたの?こんな早くから」
顔立ちが整っている女の人が、高級そうな机で本を読みながら聞いてきた。その姿はとても様になっていた。
「ほんと、あなたは!人が来るって言ったじゃない!シャキッとしてシャキッと!!」
ギルドマスターは怒られた。それから、カウンターの女の人はギルドマスターを30分くらい怒っていた。蚊帳の外にいたセスは、ギルドマスター室にある本を読んでいた。
怒り怒られ終わったのか、二人はこっちを見ていた。
「ねぇ君、名前は?」
「アキラと言います」
聞かれたので偽名を使った。




