行ってきます
海の別荘の事件から三年が過ぎていた。
ちなみに、男は原因不明の死を遂げていた。
セスは六歳になった。六歳になると、魔力測定ガある。
今セスは、その魔力測定をする水晶のような丸い物体のある部屋に来ていた。
だが、今のセスには魔力が1もない。なぜかと言うと、魔力のない子供は、貴族としていられないからだ。
そこを利用して、セスは旅に出たかったのだ。
ジークとエリカに言ったら、絶対にだめだと言われたのでこの方法を選んだ。
ちなみに、白は家にいてもらうつもりだ。家の警護をしてもらうためにだ。
そして、今から魔力測定をする。
「セス、そこの、水晶に手を置いて魔力をはかってくれ」
ジークに言われて、手をおいた。
しかし、魔力の反応は見られない、当たり前だが。
「な!」
彼はとても驚いていた。これが、ふつうの反応なのだ。
「すまないセス、お前には家を出ていってもらわないといけない」
ジークはとても悲しそうに、今にも泣き出してしまうのではないか、というほど顔を歪ませていた。
「父さん、そんな顔しないで。僕は、クラウン家では無くなるけど、それでも父さんの子供なのは変わらないよ」
セスは、ジークにそう言った。
「ああ、お前は俺の子供だ」
「違うよ父さん、母さんと父さんの、だよ。父さん」
「ああ、そうだな」
「母さんに、いってきます、て言ってて」
「分かった、お前はいつまでも、俺たちの息子だ」
「うん、行ってきます」
そう言ってセスはクラウンと言う名を捨て平民になった。
ここから本格的にチートにしたいなぁ、と思います。




