夏の海の別荘で 7
前回はとても短くてごめんなさい。
炎を凍らしたのは、フェンリルの白だった。
そして、白は段々と姿を変え、銀色の巨大な狼になっていく。
「な!」
「フェンリルだと!」
「「綺麗」」
上からジーク、カロル、エリカとレインだ。
今の白の大きさは、五メートルを越していた。
その姿は神々しく、とても綺麗だった。
「我は、貴様を殺す!」
「白、殺したらだめだよ?」
殺気を出しまくってる白にセスは言った。
「しかし!」
白は納得いかないのかまだ殺気を出してる。
「殺すなとは言ったけど、腕の一、二本くらいは良いよ」
ちなみに、男の腕は二本しかない。
「分かった」
そこで、白の姿が消えた。と思った瞬間に、男の後ろに白ガいた。恐ろしいほどの速さに、誰も、白が何をしたのか分からなかった。だが、男の右腕が肩から無くなっていた事に周りは気づいた。
「あ゛、あ゛腕が、俺の腕がぁ!」
男も気づいた、自分の腕が無くなっていることに。
「白、黙らせて」
そこで、セスが言った瞬間に、男は気を失った。周りは何が起こったのか分からなかった。
男が気を失ってすぐに、男を拘束してジーク達はセスを質問責めにしていた。
白ガフエンリルなのか、とか。セスは分からないふりをしていたが、それが通じないことを知っていながら、知らないふりをし続けた。
いろんな事があったが、夏の海の別荘を出て本家に帰った。
今回も短いですね、すみません。