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今年もこの日がやってきた

作者:

今年もこの日がやってきた。

七夕。

子供の時は夢を叶える短冊に何を書こうと頭を悩ませ、あれもいいこれもいいと数多の願いが頭を過ぎったこの日だが…今では大過なく過ごす以上の望みが過ぎたものに感じてしまう。


夢も希望も無い大人を見て、ああはなるまいとしていた筈が今では敷かれたレールを辿るばかりの日々。

今では一年が瞬く間に過ぎていき、気づけば大人と感じていた年に。


少し前には意欲的に書いていた文章も、今ではこの日だからの義務感でしかない。

何時からこうなってしまったのだろうか。

考えることは無限にある、しかし時間はもう無い。



どころか過ぎ去った。



おかしい、ちょっと途中で横になったり電子遊戯を嗜んだだけで日付を跨ぐ筈が…。


今日はシリアスめに書く気分だったのにこの様。

お前はいつもそうだ。

ほのぼのを書こうとすればシリアスを書き、シリアスを書こうとすれば気が抜ける。

年に一日の特別な日でも、気づいたら過ぎている。


そして締め方も忘れた。

だけど、自分で書くと決めたからには完成させたい。

欠けたところも味と言い張り無理矢理にでも締める。


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