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第4話 転校生紹介

長い間ほったらかしですみません……

◇◆◇◆◇◆


そしてその頃学校では……




リーシャ「ごきげんよう、みなさん」


生徒A「あ、リーシャ様。おはようございます」


ここはモナコでも有数の進学校。世界各国のプリンス・プリンセスたちがこぞって留学してくる超有名校だ。


そしてこの学校にも、中国王室から双子の王子王女が留学してきていた。


兄の方はさっきから窓の外を見つめていた。とそこに、慌ただしく妹のロン王女が教室に飛び込んできた。


ロン「ちょっとみんな大ニュース!! 今日このクラスに転校生が来るんだって!!」


生徒B「えーーホント!? どんな人なの?」


生徒C「かっこいい男の子? それともかわいい女の子?」

ロン「うーーん、そこまではわかんないけど……ってそんな話、お兄様ならすぐに食いついてくると思ったんだけど……何を見てるの?」


そう言いながら、ロンは窓際から外を眺めていた兄の元へ向かった。


そしてその2人の様子を遠くから見ながら同級生たちは話す。


生徒A「やっぱりウォン様とロン様は気高くて美しいわねぇ」


生徒C「そりゃあなんてったって中国王室の王子と王女様だもの。私ら一般市民とは育ちも環境も違うのよ」


生徒B「でもあの2人そんな大変な身分なのに、ちっとも偉そうにしないし誰分け隔てなく優しいところがいいよね〜〜」


リーシャ「あ、それよりみなさん。先生が来たみたいよ」


そのリーシャの一声で、クラスの生徒全員がそれぞれの席に座り、担任の先生が教室に入ってくる。


そして教壇の前に立ち、こう言った。



先生「えーーみなさんおはようございます。さてもう知っているかもしれませんが、今日は転校生を紹介します。入って!!」


その言葉に教室は静まり返り、その目線は教室のドアに向けられた。


そして扉が開き、私、主人公が教壇の横までゆっくりと歩いてきた。


先生「さて、みなさん。この子が今日みなさんの仲間入りをするユーリさんです」


そう、私は本当は我が国モナコ公国のプリンセスだけど、特別扱いが嫌いなため、身分と名前を偽って転校してきたのだ。


(以下主人公をユーリとする)



ユーリ「みなさん、はじめまして。わたくし、ユーリ・スワンシパルと申します。どうかよろしくお願いいたしますわ」







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