表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

甘ガミとキス

彼氏の名前:○○

彼女の名前:●●

 ○○の部屋に入ると最初にされる事がある。

 それは濃厚で甘くてエロいキスだ。

 ●●はまだキスになれない。でも、○○からされるキスは気持ち好くて、その快楽から逃れることが出来ない。

「こっち……」

 何時ものように○○に着いていくと、○○の部屋の中に入り、●●が後ろ手でドアを閉めるとそれが合図かのように○○の唇が●●のそれに重なった。最初の内は優しくて、お互いの唇が軽く触れるだけ。●●はこのキスに漸くなれてきた。それを見透かすかのように○○が「なれた?」と耳元で囁くように言ってきた。●●が好きな低くて少し掠れた○○の声を聞き、素直に頷くと○○が「じゃあ、レベルアップしよっか」と語尾にハートマークでもつくような感じで言ってきた。

「レベル、アップ……」

「そう……」

 ○○との距離が近くて喋ると唇が微かに触れる。すると、○○は●●の唇を舐めてきた。なれない感覚に●●は目を見開くと、すぐ近くに○○のキレイな顔があった。○○と視線が合うと気恥ずかしくなり●●は瞼を閉じた。

「口、開けて……」

 控え目に口を開くと、○○に下唇を甘ガミされた。●●の身体に甘い疼きが走り、○○のシャツの裾を掴むが、それに耐えられない。それが○○にわかってしまったようで、今度は下唇のすぐ内側にある粘膜の部分を舌先で舐められた。それに耐えられない●●はドアに寄りかかったままズルズルとしゃがみこんでしまった。

 すると、○○は●●にキスをしたまま、一緒にしゃがみこんだ。すると、床についてしまった指先に指先を絡めてきた。その刺激に反応した●●を見て、○○が「今日はここまで」と言い、キスから解放してくれた。

 ●●はそれが少しさみしいと感じ、自然と自分の唇に指先で触れていた。

読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ