086話 「さあ!それじゃあこの私直々に装備の解説をしてやるわ!心して聞きなさい!?」
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にゅー装備。
「さあ!それじゃあこの私直々に装備の解説をしてやるわ!心して聞きなさい!?」
「わー」
「ひゅーひゅー!っす」
「いいぞいいぞー!」
「さっさとすればいいんですの」
気を取り直して高らかに宣言したへπトスに、一行はぱちぱちと手を叩く。
相変わらず椅子なんてものはないので、各々床に座ってへπトスを見上げていた。
「いい態度だわ!まずはこれね!」
拍手に気をよくしたへπトスは、まず立ち並ぶトルソーのうち左端のものと、たくさんの武器がかかった棚を引っ張ってきて披露する。
白のズボンとインナーの上から軍服のようなロングコートを羽織るトルソー。手には白い指ぬきグローブが装着され、足元にはごついロングブーツが置いてある。コートの下にはサスペンダー型やベルト型のホルスターが装着されており、ナイフなどの小物を装着できるようになっていた。
ロングコートや手袋にはささやかながらも金糸で刺繍が施されており、他の装備にも言えることだがなんとも上品な美しさを感じさせる仕上がりとなっている。
「かっけぇっすよねやっぱそれ……!」
そのトルソーを見て、一際反応したのはきらりん。
分かりやすく身を乗り出して目を輝かせる彼女にユアはにこりと笑み、へπトスはニヤリと笑った。
「喜びなさい!これはあなたの装備よ!」
「マジっすか!?」
「マジよ」
「ッッッしゃあっす!」
自信満々に頷いて見せるヘπトスに、心の底からのガッツポーズを決めるきらりん。
一目見た瞬間から惚れこんでいた装備が自分のものとなるとあって、テンションは一気に最高潮だ。
「神っす!むしろ神っす!いぇあ!ってことはもしかしてそっちの武器もっすか!?」
「当然ね!」
「ひゃっほい!」
両手を高く上げて大興奮するきらりん。
待ちきれないとばかりに立ち上がると、武器棚にかかった武器たちを間近で見つめては歓声を上げる。
細身の長剣が四本に、それより長く幅広の大剣が二本、刃の広い片手斧が二つ、くないのような投げナイフが十二本、刃の厚い短剣が一対、取り回しのよさそうなショートソードが四本、コルセスカのように穂先が刃になった槍が二本、そしてガントレットが一対。
計八種、総計三十の武器がそこにはあった。
どれもムダの削ぎ落とされた極めてシンプルな形状で、眩いほどの白に統一されている。持ち手など目立たない場所にささやかに彫られた金色の百合が、それらをひとつの作品群へとまとめていた。
理想の武器庫が目の前に出現して、きらりんは興奮を抑えきれずにヘπトスを振り向いた。
「これ、これほんと全部わたしのっす!?」
「そう言ってるじゃないの!」
「おっひょう!神っす!」
テンションが上がりすぎてやや狂ってるきらりん。
へπトスはしてやったりとばかりに笑みを浮かべ、それからきらりんを武器棚から引き剥がすと作品の説明に取り掛かった。
「この私の『白中堂々』はお気に召していただけたようね!?」
「なっ!それ名前っすか!?」
「その通りよ!白中にありて白く舞う!戦場を席巻する白の暴風!故に『白中堂々』!」
「くぅっ……!悔しいけどかっこいいっす!」
「ちなみにこれが性能よ!シンプルな質で勝負してやったわ!」
ずば!と表示する装備一式の性能。
素早く目を通しながら、きらりんはまたも歓声を上げた。
「マジすかこれ!STRとSPD補正高っ!しかも『防刃』『衝撃緩和』に『挙動補助』ってこれマジのやつっすか……!?」
「大マジのやつよ!」
「武器の『耐久LV.6』『鋭利化』のみってのもマジで分かってるっすね!そうなんっす!それだけあればわたしは舞えるッス!!!」
ひゃっほい!と小躍りして喜ぶきらりん。
未だかつてなくハイテンションなきらりんに、傍で見ているユアは完全放置されていることすら気にせずにっこにこだ。
しばらくへπトスとふたりでわいわいと感動を共有するきらりん。
ある程度はしゃいだところで理性が追い付いたようで、ふと気になったことを問いかけてみる。
「ってか、なんでこんな需要ど真ん中ぶち込んでこれたんっす?!オーダーメイドレベルでジャストフィットなんっすけど!?」
「愚問ね!あなたの戦いぶりを見ればそのくらい一目瞭然よ!」
「戦いぶりっす?わたし見せたことあったっすか?」
「亀との戦いよ!記憶力のないやつね!」
「なるほどっす!……っていやなるほどじゃねえっすよ!?」
前回へπトスの依頼で糸を集めた後のこと、ユアが撮っていたというフローラルトータスとの戦いの映像をたしかにへπトスは観ていた。
しかしそれだけでここまでアジャストできるものかと驚愕するきらりんに、へπトスはふんっと鼻を鳴らして胸を張る。
「それがこの私ということよ!承知なさい!」
「いやパネェっす!」
「今更気が付いたのかしら!?」
きらりんの心からの賞賛に鼻高々で胸を張るヘπトス。
それからずばっと身を翻すと、展示していたきらりんの装備をまとめてインベントリにしまってきらりんに譲渡した。
「あとで全員まとめて変えた方が映えるわ!大事に取っときなさい!」
「それもそうっすね!やー、もらっちゃったっすよ先輩!」
「ふふ。よかったねきらりん」
にこにこときらりんをなで可愛がりつつ、ユアはヘπトスに視線を向ける。
「ヘπトスさん、素敵な装備をありがとうございます」
「なにいってるのかしら!?こんなのまだ序の口よ!」
そう言って次に引っ張ってくるのは、『白中堂々』の隣に用意されていたもっとも小さなトルソー。そのサイズもさることながら、フリル付きの愛らしいゴシックロリータなドレスとカチューシャ、足元にはヒールの厚いパンプスという一目で誰用の装備か分かりそうな代物だ。
そんなドレスよりもよほど目立つのが、トルソーの腕が抱えるように持つ杖。
白を基調としていることに変わりはないのだが、見渡してみても他の装備と比べ金がふんだんに使用されている。その造形は一見華麗な花のようでいて、けれどユアや彼女にとってはもっと別のものとして捉えられた。
「うふふ♪」
頬を染めて笑うのは、ゾフィ。
その目に映る杖は、燃え盛る白炎。
ヘπトスはきらりと目を光らせ、そして胸を張った。
「ええその通り、これはあなたのものだわゾフィ!名付けて『白蓮』!全てを焼き尽くす白熱の装束よ!」
「ごたくはいいからせいのうをおしえてほしいですの♪」
「上等じゃないの!腰抜かすんじゃないわよ!」
挑戦的なゾフィの視線に気を悪くするでもなく、むしろ受けて立つという様子で詳細のウィンドウを示すヘπトス。
「……♡」
それを覗き込んだゾフィは、ただ深く笑んだ。
ユア以外の見る者の背筋に冷ややかなものを走らせるような、そんな危険な笑みだった。
一人だけゾフィが嬉しいと嬉しいユアはにっこりと笑みながらその詳細を覗き込んでみる。
「防具はMPとINTの増加にMP回復速くなって、杖は……うわあ、これはすがすがしいね。火力上げることしか考えてない」
「どれどれっす……うわ、消費削減すらついてねえっす。マジで威力上げるだけの構成っすねこれ。なんならクールタイム伸びてるっすし。炎熱属性強化ついてるのは流石っすけど」
「……ねーねー、これ詠唱ならパーセントほぼ100だよ?」
「ね。インフレだ」
「ゾフィのプレイスタイルはそれでしょう!?間違っているかしら!?」
「だいせいかいですの♪」
にっこりと笑んだゾフィは、早く試し打ちがしたくてうずうずし始める。
そんなゾフィをユアがなでなででなだめているうちに装備を譲渡したヘπトスは次のトルソーを引っ張ってきた。
今度のトルソーもまた小さめ。
白のタキシードに蝶ネクタイ、手袋とシルクハットに尖った革靴というどことなく奇術的な香りのするセット。腕には柄の曲がった白いステッキがかかっている。
リコットが片眉を上げれば、ヘπトスは胸を張って笑みを浮かべる。
「次はあなたよリコット!白々しいまでに純粋な神秘の繰り手!『無垢の奇術師』!動きやすさと取り回しの良さを実現しながらも魔法の性能を追求してやったわ!」
提示される詳細をさらっと読んだリコットはひとつ頷くとそれをユアに見せた。
ユアはリコットをなでなでしながらそれを読む。
「なんかわかりやすく魔法使いって感じに、結構DEXもおっきいんだ」
「なんとなくリコットは動きたそうな気配がしたわ!」
「ん」
「あはは。さすがヘπトスさん」
リコットはほぼ領域内から魔法を撃ちまくるだけだった亀と戦う動画でどうやって感じ取ったのか分からないが、どうやらヘπトスはリコットの身のこなしを察しているらしい。
「ちなみにその杖は打撃にも使えるわ!軽いからそこまで威力は出ないけれど、軽戦士がメインウェポンに使うくらいの想定で強度設定してやったわよ!」
「ありがたい」
「私の手にかかればこのくらいあって当然ね!」
リコットからも賞賛の言葉を引き出したことで、ヘπトスは満足げに頷く。
そして装備品をリコットに譲渡したところで、先ほどからうずうずとしていたリーンがズバッと手を上げた。
「はいはい!」
「なにかしら!?」
「つぎ私がいーです!」
「なんて自分勝手なのかしら!?いいわよ!」
「わーい!」
バンザイして喜ぶリーンの目は、最初から一番右のトルソーと、その後ろに設置された武器棚に向けられている。
見るからに重々しく、けれどよく見れば体のラインに沿い動きを阻害しないようにと洗練された全身鎧。肩のあたりの留め具で止められた白のマントと腰回りを覆うスカートを除けばまっさらで、光を弾く姿は威風堂々という言葉がまったく相応しい。
そして武器棚には、きらりんの時と異なり一本の大剣だけが鎮座している。
柄や鍔のあたりに豪奢な装飾が施されたそれは、ちょうど両手で持てばいっぱいになる程度の短い柄で、剣先になるほど少しずつ広がった長い台形のような形状をしている。
そのサイズ感はきらりんの大剣が小物に見えてくるほどで、長さもリーンの身長ほどある上にちょっとした単行本程度の厚さはあるというとんでもない代物だ。
ヘπトスはリーンの視線に応えるようにそのトルソーと武器棚を引っ張ってくると、ぱぁん!と重厚な鎧を叩いた。
「あなたにはこの『不屈の白』を進呈してやるわ!なにものにも侵されることない潔癖の絶壁となりなさい!」
「おぉー!かっけー!さわっていー!?」
「好きになさい!?」
「やったー!」
許可をもらうなり飛びつくリーン。
鎧もそうだがどちらかというと大剣の方に興味があるらしく、いっそ荘厳な雰囲気で佇むその柄を掴んで「おぉー」と感動したような声を上げる。
「これめっちゃ重―い!」
「ええそうよ!けれど今のあなたでも辛うじて振れるように設計してあるわ!」
「っしゃー!んむむ……!」
試してみようとして武器棚から大剣を下ろすリーン。
腕をプルプルさせながらもなんとか下ろしたその切っ先を床に下ろしかけて「おっとと」と慌てて浮かす。
「むぎぎぃ」
「心配しなくてもこの屋内は破壊不能オブジェクトよ!」
「あ、そなの?、っておぉー!?」
それならいいやと力を抜いて切っ先を落とせば、ゴドッ!と音を立てて接地した大剣はあっさりとバランスを崩して横に倒れて行こうとする。
柄を握り締めてそれをなんとか支えたリーンは、それからゆっくりと大剣を平たく倒していく。ちょうど剣先のまっすぐな部分が床に接地するように持てばなんとかバランスを確保でき、リーンはほっと息を吐いた。
「ぐぐぅ……!めっちゃ重ー!」
「あら。案外非力なのねあなた」
「んにゃろー!全然余裕だもん!」
むぎぎぃ!と歯を食いしばって大剣を持ち上げるリーン。
そしてよたよたと動いてみんなから距離を取ると、グッと腰を沈めた。
「んでぇ、おいっしょおぉおおお!!!!!!」
ぐわぁん!
飛び上がるように斬り上げた大剣が暴風を起こし弧を描く。勢いを殺せないままリーンは大剣ごと一回転し、そして背後の床に思いっきり大剣を叩きつける形で振り切った。
ドォッ―――!
あまりの衝撃に足元が揺れる。
それでもなんとか手を離さずに堪えて見せたリーンは、ぷるぷると震えながらもヘπトスを見やった。
「へ、へへ、どーだー!」
「やるじゃない!そんなことなら要らない気づかいだったかもしれないわね!?」
そう笑いながら、ヘπトスは装備の詳細を提示する。
リーンは大剣をずるずる引きずりながらユアたちのもとにやってきて、それから一緒にウィンドウを覗き込んだ。
「あ、これ鎧の方に『体感重量軽減LV.3』なんてついてるね」
「おお!?まじかー!」
「その通りよ!鎧と大剣の重量を考えてつけておいてやったわ!結構リソースを割くから他はあまり充実できなかったのがたった一つの欠点ね!」
「そう言いつつVITとSTRに『衝撃緩和』までついてるっすか……」
「本当は『快適』と『ダメージ減少』もつけてやりたかったのだけれどね!もっとリソースの溢れる素材が欲しいわ!」
「あはは、頑張ります」
「期待してやるわ!」
なんとも上からそう告げるヘπトスに、ユアはにこやかに頷いた。
それからリーンの装備も同じように譲渡したところで、残すはふたつ。
ヘπトスはリーンを先にしたことでひとつ飛ばされたトルソーと武器棚を引っ張ってくる。
トルソーが纏うのは、白で統一された燕尾服のようなもの。恐らくそれをより分かりやすく表現するのなら、執事服ということになるだろう。
そしてその後ろで存在感を醸し出す、一具の弓矢と四丁のコンパクトなボウガン。
金属で構成された機械的なそれらは執事服から感じるスマートさとはまた異なった雰囲気ではあるが、なぜかそれを持つ姿を想像してみるとユアにはやけにしっくりきた。
視線を向ければ、なっち(「・ω・)「は装備を眺めてすっと目を細めていた。
どうやらお気に召しているらしい。
「もはや言うまでもないわね!あなたよ!」
「はい。素晴らしき装備を頂きありがとうございます」
「『真っ白な真実』と名付けたわ!あらゆる未明を穿ち明かす究明の射手!あとあなたなんだか裏がありそうだもの!」
「そういう理由なんっすか!?」
「あははっ」
きらりんが吠えユアが笑う。
それを気にせずヘπトスは武器の詳細を提示しながら言葉を続ける。
「特に精度上がるようなやつは付けてないわ!『飛距離向上』くらいね!自分で当てなさい!」
「承知しました」
頷きながら、詳細にさっと目を通したなっち(「・ω・)「はそれをユアたちに見せる。
「ほんとだ。シンプルに威力強化する効果ばっかり」
「まあなっちさんならそれでなんとかなるっすからねー」
「百発百中だもんなー」
「それくらいはしてもらわないとこの私の武器を使う資格はないわね!」
ふふんと胸を張るヘπトス。
それから装備品をなっち(「・ω・)「に譲渡しながら注意を添えた。
「威力と精度はボウガンが勝るけれど、構造上リロードが遅れるわ!それとボルトも矢もこの私のお手製だから必要な時はメッセでも飛ばしなさい!とりあえず2スタック分くらいずつ用意してやったからしばらくは大丈夫なはずよ!」
「ご配慮痛み入ります」
頭を下げたなっち(「・ω・)「は武器を受け取る。
そうしてそこにあったトルソーがなくなったところで、ユアがそっと息を吐いた。
ヘπトスもどことなく緊張した様子でユアを見やり、それをごまかすように腰に手を当て胸を張る。
「さて!それじゃあ最後ね!」
そう高らかに宣言するヘπトスにユアは頷く。
その神妙な面持ちにヘπトスは少したじろぎ、「もう泣かないでちょうだいね!」とからかうように言った。
ユアは瞬き、そして苦笑する。
「はい。頑張ります、けど、たぶん無理な気がします」
「っ、そ、そう。ま、まあいいわ!まったく大袈裟なやつね!」
呆れるように言いながらも頬を染めるヘπトス。
フニフニと自分の頬をもんで「なんで赤くなってるのよ!」と半ギレし始める彼女が落ち着くまで、また少し時間がかかった。
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《登場人物》
『柊綾』
・次回、新装備お披露目会のユアパート。多分泣きます(ネタバレ)。そりゃ自分以外に対する装備ですら泣いてんですからね。仕方ないね。
『柳瀬鈴』
・『不屈の白』総重量は多分人間二人分くらい。超重量というシンプルな安定感を体感重量の軽減により実現する機動要塞。今のリーンだと、それでもまともに走ったりはできない。もともとそんな駆けまわるタイプじゃありませんし。ヘπトスの全力で作った鎧はちょっとやそっとのダメージならほんと無効化する。多分メタルスライムくらいの硬さはある。弱点は転ばされること。転んだら間違いなく自力で起き上がれないので。
『島田輝里』
・『白中堂々』防具の特殊効果による機動力でもって大量の武器をぶん回すというコンセプト。まんまきらりんのためのおあつらえ向き。特に剣が充実しているのはヘπトスの趣味。なっち(「・ω・)「のボウガンもいいなぁとか思ってるので今度作ってもらいたい気持ち。
『小野寺杏』
・『無垢の奇術師』器用な魔法使い→奇術師らしい。あと本人も白いからね。近距離戦闘するときに技巧派魔法使いが一番欲しい杖って先曲がりステッキだと思うんですよ。引っかけれるわぶん回せるわ汎用性高いですから。それ以外はでも結構普通に魔法使い向け装備っていう感じ。ちなみにシルクハット外してもあんまり問題ないらしい。
『沢口ソフィア』
・『白蓮』白蓮のごときゴスロリと白炎のごとき長杖と。防具からして魔法の威力に重点を置かれた、お手軽固定砲台作成キット。『詠唱魔法強化LV.5』『炎熱属性強化LV.5』『魔法威力強化LV.5』『魔法重化(消費増加とクールタイム延長する代わりに威力上昇)』とか合わさって炎熱属性の詠唱魔法だと威力+115%くらい。そこに『溢る力』を使って『爆ぜ散る業火』なんて使ったら亀の頭は多分なくなってますね。そんなことしたらMPもすっからかんですが。次の魔法までにMPプールできるようにならなきゃ(使命感)。
『如月那月』
・『真っ白な真実』なんか執事っぽかったから執事服きせてやろ、とかいう恐るべき勘。しかもその武器は弓矢とボウガン。細さの違いはあれどどちらも弦には金属ワイヤーを使用しているためめちゃくちゃな張力で、VRでもなければ普通の人にはとても扱えない。那月さんならリアルでも扱えそうですけど。本当はマスケット銃とかも考案してるんですけど、そもそもの威力が弓矢と比べて低いうえにコスパも悪いのでお蔵入り。なんらかの技術革新が必要ですね。
『天宮司天照』
・ずばばばばーと自分の作品を紹介する快感に終始うっきうき。さて次はラスボスですが、なんならラスボスが一番ちょろい気がしますね。やったんねん。
次回更新は8/7(土)です。
ご意見ご感想いただけるとありがたいです。




