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魔界から帰って来たら、世界は救われた後でした。(旧:最強って誰のことですか?)  作者: 如月
一章 魔界から帰って来たら、何もかもが変わっていました
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第五話 ダンジョン攻略 ②

 気の抜けた掛け声と共に俺達はダンジョンへと足を踏み入れた。


 ダンジョンの内部は少し薄暗く、何とも言えない不気味な雰囲気が漂っている。

 ダンジョンの壁や地面は僅かに光を発している。光っている理由は壁や地面を移動している高密度の魔力が原因で、それが空気中に僅かに(にじ)み出て来ているからだ。

 なのでダンジョンの中は完全には暗くならないのだ。


 ──ダンジョンに足を踏み入れてから早十数分。

 俺達は無言のまま、響き渡る複数の足音だけを聞きながら通路を進んでいた。

 こんな空気になってしまったのは完全に俺の所為なのだが、はてさてどうしたものか。

 取り敢えず適当に話を振ってみるか。


「このダンジョンって全部で何階層あるんだ?」

「全部で15階層です」

「そうか」


 ⋯⋯⋯⋯あああああっ! 話が繋がらねえええっ!

 どうしようもなく気不味い状況に、俺は心の中でそう叫ぶ。

 しかし、そんなことなどお構い無しに通路の奥から俺達ではない、何かが地面を()うような不気味な音が聞こえてきた。


「──!」


 漸くだ。

 ダンジョンに潜ってからまだ一度も魔物と遭遇していなかったので、これがダンジョンでの記念すべき初戦闘となる。

 無言で俺達は足を止め、各自が直ぐにでも戦闘が出来るように身構える。

 俺達が動きを止めたことで前方から聞こえてくる不気味な音以外は全て消え失せ、洞窟内に響き渡るその音が徐々に大きくなっていく。

 そして、暗がりの中で姿を現したのは──。


「「「「⋯⋯なんだ、スライムか」」」」


 最弱として有名な、冒険者成り立てがよく狙う最下級の魔物──スライムだった。

 あまりにも期待外れな魔物が出てきたので、それに落胆して思わず口から出た言葉が、これまた思わず4人でシンクロしてしまう。

 そして4人揃って顔を合わせ、一瞬固まる。

 その後に、目の前のスライムの事など忘れて4人同時に吹き出してしまう。


「何笑ってんだよ」

「あははっ、そう言う師匠だって……!」

「あははー」

「ふふっ」


 たわいの無いことかもしれないが、確実に、少しかもしれないが場が(なご)んだ。

 先程までの神経を張り詰めたような嫌な雰囲気は既に無くなっていて、何処かほっこりとした空気に入れ替わっていた。

 俺は軽くなった身体を動かし、スライムに近寄る。


「お前には礼を言わないといけないな。ありがとう」


 本当にこのスライムに感謝しないといけない。

 まさか良い年してスライムに世話になってしまうとは思いもしなかったが、俺ももう少し視野を広くして物事を考えないとな。

 スライムの前にしゃがみこみ、頭(?)に手をポンっと乗っける。


 ぺちゃっ。


「⋯⋯ぺちゃ?」


 手の下から何かが潰されたような音が聞こえたので疑問に思って手を退けてみると、半透明の液体が地面に広がるのが見えた。

 そしてそこには、つい先程までいたスライムの姿が無い。


「師匠、それは⋯⋯」

「最低」

「うっわ」


 何と、そっと手を乗せたつもりだったのだが、スライムは瑞々(みずみず)しい音を立てながらゼロ距離で地面と衝突……もとい、俺が振り下ろした手の衝撃で絶命してしまったのだ。

 そしてスライムだったそれは虚しく地面に薄く広がり、終には黒い霧となって消滅してしまった。


 その場に小さな魔石だけを残して。


「──ああああぁっ!!」


 先程、今は亡きスライムが気不味い空気を取っ払ってくれたのにも拘わらず、一瞬の内にそれは終わりを告げた。


 そして俺の背中に鋭く、それでいてとてつもなく冷ややかな視線が突き刺さる。

 俺の身体はガクガクと震え、後ろを振り向くことを完全に拒絶していた。

 しかし俺は、残ったスライムの魔石を拾い、覚悟を決めて後ろを振り返る。


「弁明させてくれっ! 俺は決して態と──」


 パキッ。


「⋯⋯ぱきっ?」


 今度は、何の音だろうか。

 本当は既に答えは出ている。出てしまっている。


 魔石が手の中で嫌な音を立てたのだ。


 それは静かなダンジョン内に響き、当然ながら目の前の3人の耳にも届いてしまう。


「「「⋯⋯⋯⋯」」」


 無言の圧力が俺を押し潰そうとしてくる。

 口元を引き(ひきつ)らせたまま顔が……手足が、全身が固まる。

 その口元をピクピクとさせながら、恐る恐る握った手をゆっくりと開いていく。

 手を開くとそこには⋯⋯無惨にもボロボロに砕け散った魔石の破片だけが残っていた。


「あー、ははは⋯⋯」

「糞野郎ね」

「弁明の余地なし、極刑」


 その言葉を聞き俺は崩れ落ちるように、それでいて静かにその場に膝をついた。

 そして──。


「本当に申し訳ありませんでした」


 誠心誠意、心の底から気持ちを込めて、3人に向かって地面すれすれまで頭を下げた。

 そう、謝罪の気持ちを最大限言葉を使わずに己の体だけで体現し、伝える方法。謝罪の究極奥義として勇者が伝えたとされる──土下座だ。

 これをするのは初めてなのだが、上手く出来ているだろうか?


「もう良いですよ師匠、態とじゃないって分かってますから」

「お前⋯⋯っ!」


 何故だろう、この少年がとても眩しく感じる。

 俺はセトの手を借りてやっとのことで立ち上がり、未だに手に残っている魔石の残骸に目を落とす。

 それを見て俺は亜空間から小さな布袋を取り出して、その中に砕け散った魔石を入れて紐でキュっと袋の口を結ぶ。

 それを亜空間の中に仕舞ってから再び俺達はダンジョンの奥へと歩き出した。


 名も無きスライムよ、お前のことは絶対に忘れない────。


「⋯⋯というか、ダンジョンに来たんだからスライムだろうと何だろうと討伐するのが目的なんだけどね。俺は正しい行いをしただけなんだけどねっ」


 という言い訳を耳に入れる者は居らず、その場に置いていかれた俺は三人の後を追った。


 ──悲惨な出来事から僅か数分、俺達は次の階層へと続く階段を発見することに成功した。

 4人で顔を合わせ一つ頷いてから、階段を一段一段降りていく。


「そう言えば、俺このダンジョンが15階層ってこと以外何一つ知らないんだが、お前ら何か知ってるか?」

「はい、僕達もEランクになったのでそろそろ行かないかという話になって」

「ダンジョンについての情報をギルドて聞いて作戦を練っていた所だったのよ」


 セトの説明を引き継いで、ナディアがそう教えてくれる。

 成る程な、セト達も近頃ダンジョンに挑もうと考えていたのか。

 つまりこのダンジョンのことなら結構な量の情報を持っているということで、どう攻略するかも少なからず作戦を立てているということか。


「じゃあ後スライムの階層は何層あるんだ?」

「5層まで」

「それと、10層の階層主がスライムの上位種よ」

「へえ⋯⋯何か味気無いな」


 なら何故一層でスライムと出くわした時に、出てくる魔物を知っていたのにも拘わらず俺と同じ反応をしたんだよ。とは突っ込まない。

 つまり1層を抜けて2層へと辿り着いても、2層を合わせて後4層もスライムの階層が続くのか。5層もスライムの階層があるとなると、4、5層ではおそらく上位種も出てきたりするだろう。

 階段を下りきり、2層へと進んでいく。


「魔物が少ないですね」

「それだけ冒険者が此処に来ているんでしょ」

「外にもたくさん馬車あったしな」

「うん」


 これなら山で魔物を狩っていた方が収入が多いだろう。

 まあ、その分遭遇する魔物の強さまでは予測することは出来ないだろうが、それでも安定した金は手に入るだろう。ダンジョンで確実に勝てる魔物と戦いコツコツ頑張るか、危険を覚悟してでも目先の利益を取るか、どちらを取るかは人それぞれだ。

 俺達は魔物を探し、奥へ奥へと向かう。


「────ッ!」


 そんな時、俺はあることに気付いた。

 それはダンジョンといったらコレ! ──と、多くの冒険者が口を揃えて言うであろう、そして多くの冒険者がコレを求めて足を運ぶほどに欲しいもの。

 俺は足を止めて振り返った。


「なあ、ちょっと分かれ道の所まで戻って向こうの道に行かないか?」

「どうしたんですか急に」

「何かあったの」

「良いから、騙されたと思ってさ」


 あまり時間が無いので俺は少し強引に別の道の方に行こうと誘う。

 そんな俺の態度を見て、そっちに何かがあるのだと察した3人は「どうする?」といった顔を見合せた後、セトが代表して口を開いた。


「良いですよ。スライムも居ないし、退屈なところでしたから」


 その言葉を聞いて俺はよしっ、とガッツポーズと共に口に出してしまう。

 それを見て不思議そうに3人が俺を見てくるが、まあ何かを(たくら)んでいる訳では無いので大丈夫だろう。

 俺達は早速直前の分かれ道まで来た道を引き返していき、逆の道の方へと進んでいった。


「此所だ」

「って何もないじゃない」

「何かあるんですか?」


 暫く通路を先導して進んでいた俺は、ある場所で立ち止まった。

 そこは()()別に何というとこもない、周囲と同じでいたって普通の通路の一部分に過ぎない。

─しかし何も無いのであれば、俺はわざわざ来た道を戻ってまで此処に来ようとなどしない。此処に来たのにはそれ相応の理由が存在する。

 俺は外見そこらの壁と何ら変わったところが見られない壁の前に立ち、静かにその時を待つ。


「──来た」


 俺の発した言葉に、3人が揃って「何が?」という表情をしながら、俺が見詰めている壁に視線を向ける。

 そして、徐々に壁に現れ始めた変化に、この状況を理解できていない3人は驚愕の表情に急変する。

 俺達の目の前で、ダンジョンの壁の中から一つの扉がゆっくりと姿を現したのだ。


「⋯⋯な、何ですかこれ」

「扉?」

「まさか、〝隠し部屋〟?」

「その通り」


 俺がセト達を此処に連れてきた理由、それがこれだ。

 その名の通り何かを隠している部屋、それが隠し部屋だ。

 魔物から宝箱がドロップするよりも圧倒的に低い確率で発生する隠し部屋は、多くの場合膨大な財宝や、凄い魔道具などが隠されている事が多い。

 逆に、その階層に見合わない強力な魔物が待ち受けていることもあるが。


「ダンジョンが初めてなら、隠し部屋が生まれるのを見るのも初めてだろ?」


 隠し部屋には3つの特徴がある。


 1つは発生条件。結論からいってしまうと、何かが何かをすることで発生するなんていう、条件なんてものは存在しない。

 本当に低い確率、ゼロに限り無く近いほどの確率でダンジョン内に隠し部屋が発生するのだ。


 2つ目は場所。隠し部屋が発生する場所もこれまた完全なるランダムで、何層に生まれるという限定もなくダンジョンの全階層の何処かに生まれる。

 なので最下層に生まれる可能性もあるし、逆にダンジョンの入って直ぐの壁に発生する事もあるということだ。


 3つ目、発生時間。隠し部屋は生まれてから誰かが見付けて中にあるものを持って帰ってくれるまで待ってくれるほど優しくない。

 発生してから一定時間が過ぎても部屋の中に誰も入ることがない場合、自然に消滅してしまうのだ。つまりもし隠し部屋が生まれても誰も見付けることが無ければ、それは消えてしまうという事だ。


「これを見せるために僕達を連れてきたんですか?」

「見るだけ? 中には入らないのか?」

「「「っ!!」」」


 俺の一言に3人がハッと息を飲む。そして此方をじいっと見詰めて、「良いの?」という顔で此方の様子を窺っている


「い、良いんですか?」

「そりゃあ良いだろう。誰かのものって訳じゃないんだからな」


 その言葉に、3人は唾を飲み込んだ。


「セト、お前が代表して扉を開けろ」

「ええっ!? 良いんですか?」

「早く開けてセト!」

「頑張って」


 ナディアもアリシアも目を輝かせながら、早く扉を開けろとセトに促し始める。

 それを聴いてセトは頭を掻きながら渋々といった様子で、隠し部屋の扉の真正面へと移動した。

 その両側にナディアとアリシアが移動し、俺はそれを後ろで見守る。


「いくよ⋯⋯!」


 ──ギギィィ。


 鈍い音を立てながら開かれた扉の奥に、全員の視線が釘付けになる。

 部屋の中はかなりの広さがあるように見えるが、そこにあるのはたった1つの宝箱だけだった。

 そう、隠し部屋の中には1つの宝箱しか存在していなかった。


「宝、箱?」

「1つだけ?」


 見るからに落ち込んでいる3人に、俺は溜め息を吐きながら言う。


「取り敢えず中に入ろう」


 それを聞いて3人は重い足取りで部屋の中、宝箱の目の前まで歩いていく。 


「セト、開けてみろ」

「また僕ですか!?」


 少女達の反応はない。

 おそらくだが、部屋の中に宝箱が1つしか無かったことに落胆して興味が失せてしまったのだろう。

 ま、何があるかなんてランダムだし、欲しいものがある時もあるし無い時もある。

 それにまだ箱に何が入っているのかを確認していないのだから、落ち込むのはまだ早い。

 セトが宝箱に手を置き勢いよく宝箱を開けると、そこには。


(これは──!! こんな低級ダンジョンで、そんなものがドロップするのか!?)


 俺は箱の中に入っていたものを見て、思わず声が出てしまいそうなほど驚いた。

 中にあったのは一振りの剣で、白を強調したそれは何処か神々しくも思える。例え剣を初めて見たという素人でさえも一瞬で業物だと直感できるほどに、その剣は強烈な存在感を放っていた。


「剣?」


 セトはそれを不思議そうに持ち上げ、そして──。


「え、すご」


 その剣を、抜いた。

 何ということでしょう。

 セトが箱に入っていた剣を鞘から抜き放ってしまった。


「わあ、凄い綺麗な剣」


 俺がどれだけこの状況に混乱しているかなど知るよしもなく、セトは興味津々に白金色に輝く剣の刃を眺めている。

 段々と落ち着きを取り戻した俺は、それを見て思わず口元が緩んでしまう。


「まさか()()()()とはなあ」

「師匠、何か言いましたか?」

「お前はそれ、何か知ってるか?」


 セトの言葉を無視して俺はセトにそう訊ねる。

 しかし本人は俺の質問の意味を理解できず、頭に疑問符を浮かべている。

 それを見て益々口元が緩み、こいつがこれを聞いたらどんな反応をするのか、そんな事を頭の中で妄想してしまう。


「1回しか言わないから良く聞けよ? それは──〝聖剣〟だ」

「せい、けん? ⋯⋯って、えええええっっ!?」

「「えええっっ!?」」


 その言葉を聞いて3人は今セトが握っている剣がどれ程貴重なものかを理解し、声を大にして叫んだ。


 ──聖剣。


 それは、強大な聖なる力を秘めた剣の総称であり、所持者を更なる高みへと導くもの。

 剣士が一度は使ってみたいと夢見る最高峰の剣の1つであり、邪悪を滅する正義の剣。

 しかし、それほどまでに強力な剣が誰でも使える訳などある筈がない。


 ──曰く、聖剣は自我を持っている。


 聖剣を使うことが出来るのは、聖剣に選ばれた者だけであり、選ばれていない者が鞘から剣を抜こうとしても絶対に抜けることはない。

 聖剣に選ばれて漸くそれを扱うことが許される。

 つまり、聖剣が己の使用者を決めるのだ。


 しかし、だからといって聖剣の力を完全に使える訳ではない。


 使用者の実力、意思の強さによってどれだけ聖剣の力を引き出せるかが変わってくる。

 例え選ばれたとしても、自分が努力に努力を重ね、曲がることの無い強い信念を持っていなければ、それは唯のちょっと強い剣に成り下がってしまう事だってある。

 加えて、聖剣が使用者が成長していき、その上で更に聖剣が認めた時に、聖剣の方から力を解放してくれる事もある。

 この2つのどちらかでも欠けてしまえば、完全に聖剣の力を最大限に引き出すことは出来ないのだ。


「し、師匠、これどうしましょうっ!?」

「さあな。聖剣に選ばれたんだから有り難く使えば良いんじゃないか? 多少の刃溢れは自然治癒するし、何かと便利だぞ」

「そんな無責任な⋯⋯」


 やばい、ニヤけが止まらない。

 それを隠すためにセトに背中を向け、なるべく見ないように努める。


「殺して奪おうとする奴もいるかもしれないな」

「僕なんか襲われたら一瞬で倒されちゃいますよ!? 瞬殺ですよ、瞬殺!」

「⋯⋯それ、言ってて悲しくならない? まあ、そうならない為にも強くなることだな」


 俺が稽古をつけるのだ。それなりに戦えるくらいまでは面倒を見るつもりだし、そんな事にはならないだろう。

 それに聖剣の力を使いこなせるようになればいろいろ出来るようになるし


「よーし、中々良いものも見つかったし、スライムもいないし、もうかーえろっ」

「え!? あっ、待ってぇぇぇっ」

「先行かないでっ」


 先程までフリーズしていた2人が此処にきて我に返り、既に隠し部屋を出ていってしまったオルフェウスを小走りで追い掛けていく。

 するとあっという間に2人の姿は見えなくなってしまう。


「えっ!? 皆ちょっと待ってよぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」


 遅れてそんな事を言ったセトが急いで聖剣を鞘に戻し、抱え込むように持ちながら3人の後を追った。


 誰も居なくなり、隠し部屋に静寂が訪れる。

 暫くして、ガシャンと音を立てて独りでに部屋の扉が閉まる音が、静かなダンジョン内の通路に響き渡る。


 ──そして気付けば、そこは唯の壁に戻っていた。

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