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ユレイユ書店の歴史の書  作者: 榮 裕也
一章 ミフィア・フィーシル
21/28

三角様、六角様、九角様。

「お姉様お姉様!このクロワッサン美味しいです!このくるくるしたのがとっても愛らしいですね!」


きっかけはこの一言でした。私はこの一言に『可愛いとは何か』を知ってしまったのです。


よし、この子を徹底的に守りましょう。



とある邸宅


「ザ・ワー〇ド!時よ止まれ!」


私は現在、アーズヘルム侯爵家の邸宅に来ています。現在何をしているのかと言うと時を止めています。ええ、私より弱い人間は大体止まっています。なので今現在この世界で動けるのは私以外でおよそ千人か二千人くらいなんじゃないですかね。


それで、執事の方たちのみ時は動き出してもらいます。


ざわざわと辺りから声が聞こえてきました。分かりますよ。執事以外動いていないんですから。


「おらおらー!!賊のお出ましだー!!」


そう言いながら私は執事たちの前に出ます。時が止まっている間に一か所に運ばせてもらいましたから全員集合です。


「何者ですか?」


「何って賊ですよ。あなた達には私を一秒で殺して掃除できるようになってもらいます。じゃないとお嬢様を守ることなんてできないでしょう?」


私がそう言うと執事たちは驚いた様な顔をします。そりゃそうですよね。自分を賊と名乗っている人間がお嬢様を守るために強くなってもらいますって言っているんですから何が目的か探りたくなるのはよくわかります。


まあそんな混乱知ったことではありません。私が居ることを察知できるくらいの執事で無ければエルザの安全を任せられませんからね。


「では講習を開始します。」



とある邸宅2


「ザ・ワー〇ド!時よ止まれ!」


私は現在、アーズヘルム侯爵家の邸宅に来ています。現在何をしているのかと言うと時を止めています。ええ、私より弱い人間は大体止まっています。なので今現在この世界で動けるのは私以外でおよそ千人か二千人くらいなんじゃないですかね。


それで、メイドの方たちのみ時は動き出してもらいます。


ざわざわと辺りから声が聞こえてきました。分かりますよ。メイド以外動いていないんですから。


「おらおらー!!賊のお出ましだー!!」


そう言いながら私はメイドたちの前に出ます。時が止まっている間に一か所に運ばせてもらいましたから全員集合です。


「何者なんですか?」


「何って賊ですよ。あなた達には私を一秒で殺して掃除できるようになってもらいます。じゃないとお嬢様を守ることなんてできないでしょう?」


私がそう言うとメイドたちは驚いた様な顔をします。そりゃそうですよね。自分を賊と名乗っている人間がお嬢様を守るために強くなってもらいますって言っているんですから何が目的か探りたくなるのはよくわかります。


まあそんな混乱知ったことではありません。私が居ることを察知できるくらいのメイドで無ければエルザの安全を任せられませんからね。


「では講習を開始します。」



とある邸宅3


「ザ・ワー〇ド!時よ止まれ!」


私は現在、アーズヘルム侯爵家の邸宅に来ています。現在何をしているのかと言うと時を止めています。ええ、私より弱い人間は大体止まっています。なので今現在この世界で動けるのは私以外でおよそ千人か二千人くらいなんじゃないですかね。


それで、騎士の方たちのみ時は動き出してもらいます。


ざわざわと辺りから声が聞こえてきました。分かりますよ。騎士以外動いていないんですから。


「おらおらー!!賊のお出ましだー!!」


そう言いながら私は騎士たちの前に出ます。時が止まっている間に一か所に運ばせてもらいましたから全員集合です。


「何者だ!?」


「何って賊ですよ。あなた達には私を闘気だけで行動不能に出来るようになってもらいます更に、私と剣を切り結んで互角以上になってもらいますよ。じゃないとお嬢様を守ることなんてできないでしょう?」


私がそう言うと騎士たちは驚いた様な顔をします。そりゃそうですよね。自分を賊と名乗っている人間がお嬢様を守るために強くなってもらいますって言っているんですから何が目的か探りたくなるのはよくわかります。


まあそんな混乱知ったことではありません。私が居ることを察知できるくらいの騎士で無ければエルザの安全を任せられませんからね。


「では講習を開始します。」



五月棒日。


「お姉様、今日は何処に行きます?」


隣の妹(心の)は何時も何時も私と居て楽しいんでしょうか。いえ、楽しいからここに居るのだと解釈しましょう。


「そうですね・・・今日はアクセサリー店にでも行きましょうか?可愛いものとかを見たい気分なので。」


「奇遇ですねお姉様!実は私もそう思っていたんです!」


この子、三日に一回くらいそういう返しをしてるんですよね。というか、やっぱりこの子の会話レパートリーって少ないと思うんですよ。今迄に聞いたことがある返しが『そうしましょう!』『もっと動くことをしませんか?』『もっと静かなことをしませんか?』『奇遇ですね!私もそう思っていたんです!』の四つですよ。


いや、私の機嫌が損なわないように配慮しているのなら逆効果ですよ?楽しくないのかなと不安になる勢いです。


・・・というか、最近は一緒に読書をして語彙力を増やしている途中です。


“何を言っているんだミフィア。八歳の語彙力とは皆これくらいなのだ。ミフィアが異常なのだぞ?”


はっ!?レオ、直接脳内に・・・!!


“最近できる事が分かってな。これもテイムの契約のお陰だろうな。”


へえ・・・便利ですね!じゃあ、レオは腕の中でも頭の上でもいつでも私と話せるわけですね。・・・待ってください。私とレオって片時も離れてないのでこの念話、必要なくないですか?


“強いて言うなら、会話に割り込まないための機能だろう。”


ああ、そう聞くと何処と無く便利な機能ですね。主従の絆的な能力なはずなのですが何故か残念な方向にねじ曲がっている気がします。


まあその辺は気にしないでおいて、今は『舞姫商会』のアクセサリーショップに行きます。


結構距離はあるのですが妹(心の)は超高位貴族なので馬車でひとっ走りです。


「ここがかの有名な『舞姫商会』のアクセサリーショップですか・・・一番安い物ですらそこらのアクセサリーとは格が違うのが分かりますね・・・」


おお、エルザはこういう所ではお嬢様っぽくなるんですね。社交界とかに出ているとその辺の目利きも出来るようになるんですね。


因みに、この店一番の目玉は宝石です。バカでかい原石(メイド・イン・私)を私が加工して宝石オンリーの指輪とか売ってありますよ。全部全部私のお陰といえばそうなのですが。この店には舞姫ではなく私が宝石を下ろしているので、数少ない『私』ミフィアが大きい顔が出来る店です。


・・・ここまで言ったら分かるでしょう?私は可愛い妹(心の)に見栄を張りたいんです。


別にごてごてした宝石を送りたいわけではないんですが、私が送った可愛いアクセサリーを付けていてくれたら嬉しいじゃないですか。


こういう考えになってしまうのはもうエルザを妹として受け入れたからなんでしょうが・・・家族っていう所まで心を許したのは三人目でしょうか・・・


この調子で少しずつ人を信用できるようになりたいです。


まあ、信用する人は選びますが。


「これ可愛いですね!つるつるしていて加工方法が分からないんですが・・・」


そう言われて見てみるに、私が作ったハート形のネックレスですね。ダイヤモンドの中にアメジストやトパーズ、ルビーなど様々な宝石を五ミリ大の球にしたものを埋め込んで、しかもダイヤ側にも埋め込んだ宝石側にも継ぎ接ぎが無いとかいうオーパーツなネックレスですね。


「これはですね、このサイズのハートのネックレスを作って、中身の鉱石をちょちょちょっと魔法で変えるだけで作れますよ?」


「それって凄い魔法ですよね!私が知らない魔法ということは一級以上の魔法で作られているんですよね!こんなすごいものが売っているなんて『舞姫商会』は凄いですね・・・」


いやあ、それほどでも・・・は!煽てられて木に登るところでした。何処の豚ですかという話になりますよ。というか、今が絶好の見栄を張るタイミングです!


「店長さーん!これ貰ってもいいですか!」


私がそう言うと店の奥からひょろっとした眼鏡の男が出てきます。如何にも金を根こそぎむしり取ってやろうという顔をしています。平気で通常の六倍くらいの金額を持っていきそうな顔をしていますけど残念ながら私には頭が上がりません。


「はぁぁ?何言って・・・おや、ミフィア様ではありませんか!今日はご友人と・・・この商品ならば私の許可なんて貰わずささっと持っていってくれても構わないんですよ!」


「いえ、そっちも商売なんですから代金は貰った方がいいですよ。」


そう言って手に持っているハートのネックレスをエルザの首にかけます。


「え?これ程のもの貰っていいんですか!?なんかとっても高く見えるのですけど!なんかゼロの数が八個も・・・えっと、えっと・・・四十五憶sd?」


「ええと、白金貨四千五百枚分ですね。ここにあるので確認をどうぞ。・・・ああ、大金をここに置かれたら困るということですね。ではこれでお払いしますね。この魔石なら百億くらいにはなると思いますよ。」


支払いで白金貨をざっと出したら店長に困った顔をされたので魔石を代わりに支払います。売り払うのは店長なので迷惑料としてあと五十五億円くらい値の張るものを置いておきます。


「その!こんなに高価な物もらえません!」


「大丈夫ですよ?稼げばそれくらいすぐ溜まりますから。」


嘘です。とっても見栄はりました。順当に稼げば四か月は掛かります。


そんなこんなで理由をでっちあげてネックレスは貰ってもらいます。実際私なら簡単に作れるのでわざわざ持っている必要はありません。そういえばこれって本当に価値があるんですね。魔法で適当にそれっぽく作っただけなんですけどこれ程の値がついていたとは・・・


これからこの店に卸す商品の格を下げましょう誰もこの店の価格についてこれません。


それから幾つかアクセサリー店を回ってみましたが私がプレゼントしたネックレスよりいいものは見つかりませんでした。まあそりゃああれよりいいものがあったら舞姫商会系列の宝石店生きていけませんからね。


それにしても・・・この世界のパワーバランスというのはどうなっているのでしょうか。メイルさんクラスの魔法使いが居るのでそれレベルの魔法使いがあと数人いると思っていたのですが、私が会った人は全員それに遠く及びません。


まるで誰かに力を制限されているかのようです。この世界の住人は前世の世界の住人より強くなる素質を持っているのですが、レベル制限のせいで大体の人はレベル三十前後で成長が止まってしまいます。


メイルさんはレベル1254という怖ろしい数字なのですがどういう訳かレベル制限がバグって制限されていない感じなんです。


これは私の仮説なのですが・・・この世界の住民は際限なしに成長するから、何者かに成長を制限されているのではと思っています。もしかすると、この世界に存在する魔獣こそが従来の生物の強さ・・・つまり、魔獣が向こうの世界のイノシシ等の野生動物と同じくらいの強さなのではないかと思います。


一番弱い魔獣が攻撃力二千程度なのでそれをネズミあたりの攻撃力と同等と計算すると・・・百万くらいが平均なのでしょうか?それならメイルさんの攻撃力、守備力は平均ですね。魔力と妖力はおかしいですけど。


ということで何事もなく帰宅しました。あ、私の家じゃなくてアーズヘルム家ですけどね。


「お父様、只今帰りました。」


「お帰りエルザ・・・は?」


「おかえりなさいませお嬢様。・・・え?」


私の事ですよね?先程から私を見るなり『は?』とか『え?』とか言われるんですけど何ですか何があったんですか。・・・まさか気付いてしまいましたか?メイドには『三角様』、執事には『六角様』、騎士には『九角様』と名乗って稽古をつけていましたが・・・


あ、名前の由来は特に考えていません。


いやまさか、私と気が付くはずがありません。何せ仮面をつけていましたからね。顔を見せていなければ私と断定することは出来ないと踏んだからです。最近、舞姫が有名になってしまったせいで、記憶を削除しながら稽古を付けると逆に騒ぎになってしまいます。


まあ、仮面をつけていたから大丈夫です。そう、願います。


「お嬢様、其方の方は?」


メイドさんが私についてエルザに聞きます。何て答えるんでしょうか?お姉様です!って答えられたら弁解できるように色々考えておかなければなりませんね。まあ、初対面なのでそこまで関係を打ち明けるとは思いませんが。


あれです。貴族なら少しずつ周りの反応と順応しながらここぞというときに本命を出すべきなのです。つまりここでは友人と言ってそこから少しずつ親密であることを見せていくという感じで・・・


「私のお姉様です!!」


やっちまいましたよこの子。びっくりするほど綺麗に流れるように言ってきましたよ。私が用意した言い訳がこんなに早く出番になるとは思ってもいませんでした。


「学校の先輩という立場で彼女とは仲良くさせてもらっています。」


満点回答です。これでこの危機は何とか回避できるでしょう。


「は?じゃあ君はうちの娘が可愛くないって言うのかい?」

「この子が可愛くないっていう人間の目は腐っているか頭沸いていると断言できますね。」


あっ・・・やっちゃった・・・。脳内で考えていることが脊髄反射で出てきてしまいました。完全に無意識でやってしまいました。こんなこと今迄やらかしたこと無かったのですが何故今なのでしょう。


「ぷっ・・・ははは!そうか、君はそこまで娘を思ってくれているんだな。実は先程『真意看破』トゥルー・トークというスキルを使わせてもらったんだ。思ったことが口に出てしまったって感じの顔になっているが君のミスじゃないから安心していい。」


「まさか他人のスキルが私に通用するとは驚きです。今迄スキルに掛ったことなんて一度もなかったのですが・・・」


そう、私は一度もスキルに掛ったことは無かったのだ。私を疎んで仕掛けてくる貴族を危惧して、スキル耐性を上げていていたのですがまさか此処まで簡単に掛かってしまうとは思っていませんでした。


「これでも『侯爵』なんだ。貴族の子供なんかと一緒にされたら困る。『鑑定魔眼』ブルー・アイで見たところそこそこ耐性があるようだが、高位貴族になると厳しいかもしれないな。」


それじゃあまた努力をしないといけないわけですか。目標はお母さんが牛耳っているシーフィル家の家督を取り戻すことなので高位貴族に負けるようでは話になりません。


「何はともあれ、歓迎しよう。私はバートス。バートス・アーズヘルムだ。」


貴族の礼を取られたので私もそれに倣って返します。


「ミフィアと言います。お招きいただきありがとうございます。」


貴族令嬢でも見せないような完璧なカーテシーを踏んで挨拶をします。これにはバーストさんもびっくりなご様子です。ただ、私が貴族でないと知っているエルザの方がもっとびっくりしています。これでも昔は公爵令嬢だったのでその程度の礼儀作法はマスターしています。


程なくしてエルザの部屋に移動しました。


部屋は如何にもお嬢様という感じのゴージャスな感じでした。ですがエルザには幾つかの家具に触れるとき戸惑いが見られるので


さてと、何をしましょうか。エルザに誘われたので来たのですが結局何をするのかを聞いていません。ここ一か月で結構仲が良くなったと自負していますが家に呼ばれるとは思っていなかったのでその辺を想定した遊びは考えていませんでした。


家に招かれたのは今回が初めてなので何をどうしたらいいかさっぱりです。


「お姉様!私これがやりたいです!」


そう言ってエルザが出したのは遊戯〇でした。


いやまあ、浮遊大陸で見たので衝撃は弱いですよ?ですが浮いている大陸から流通がこの国に届いているということが驚きなんです。


レットさんがこの国に爵位を持っているみたいなので、まあ懇意にはしているのでしょうね。


なのに何故あえて〇戯王なのだろうか。


「分かりました。二つデッキを持っているようですが・・・?」


「はい!片方はお姉様が使ってください!」


そう言って渡されたのは主に可愛いキャラクターで構成されたデッキで、戦力はいまいちのようです。恐らくエルザが私的に好きなカードを集めたデッキなのでしょう。


そしてエルザが持っているデッキはスターターパックのような構成です。


・・・まさか、今まで私との勝負に勝てなかったからこの様な状況になったのでしょうか?


ですがそれは詰めが甘いと言わざるを得ません。


「いえ、私はこっちのデッキを使用したいと思います。」


そう言って取り出しました。


三神デッキを。



「お姉様ぁ!何でこんなに強いんですか!」


現在、私はスターターデッキを、彼女は三神デッキ・・・つまり、神属性が三体入っている私のデッキを使用しています。ですが結局私には勝てません。何せ年季が違いますからね。前世でもやっていたようで、かなりの前略を知っています。


「エルザは戦略がなさすぎるんですよ。」


確かに私が強いという側面もありますがエルザが弱いことも大きな要因だと思うんです。


むーっと言いながら頬を膨らませるエルザは可愛いですがそれ以上にお付きのメイドさんと執事さんの目が痛いです。接待をした方が良かったでしょうか?・・・ですがわざと負けるのは性に合いません。


「もうっ!・・・お茶を入れてきますね。リリア、ヴァン、お姉様の相手をお願いします。」


「畏まりました。」


そう言い残して部屋を去っていったエルザの頬はまだ赤かったのですがそこはスルーでいこうと思います。


そうしてエルザが部屋を出てすぐにお付きのメイドさんと執事さんがこっちに来ます。何なのでしょうか。


「すいません、貴女は三角様であっていますよね?」


もろバレでした。


「い・・・何時から気が付いていたんですか?」


取り合えずその辺から問い質しておこうと思います。私としては完璧に隠せていたつもりだったので修正点は知っておきたいと思います。


「それはもう、仮面を付けていただけだったので声も背丈も同じで直ぐに分かりましたよ。」


そもそも変装としてアウトだったようです。


今度変装好きの友人からイロハを教えてもらおうと思います。


「私からも一つ、三角様、六角様、九角様は同一人物で間違いないですね?」


「あ、はい。」


もうどうにもならないレベルだなあと心中呟きますが今思っていても仕方ありません。どうせバレたのですからそれ以外に一つ二つ黒い部分が見え隠れしても気にしません。主に私が。


もうどうにでもなれという心情です。


「仕方ありません・・・素直に家宅侵入罪で逮捕されましょう。」


「いえ、私共は貴女様に感謝しているのです。あれから賊が現れたのですが誰にも気取られること無く撃退が出来たのです。これでお嬢様が怯えずに暮らすことが出来ると思うとどれだけ感謝してもしたりないくらいです。」


あれ?私の見当違いだったのでしょうか。メイドや執事、騎士のレベルアップを図るためにかなり過酷なメニューを強いた覚えがあるのですが、エルザの力になれるということを天秤にかけるとそちらの方が勝るということでしょうか。


何はともあれ投獄ルートに突入しなくてよかったです。


「エルザは皆に好かれているのですね。」


「はい。『あの事』知ったとしても私達の心は変わりませんでした。」


「『あの事』とは?」


知らない単語が出て来たので聞き返します。


「・・・いえ、知らないなら結構です。」


何か隠したいことなのでしょうか?エルザの事でメイドや執事、騎士が知っていることとは・・・


「ああ、もしかして    の  が の様になっていることを指しているんですか?」


メイドさんは静かに頷くのみでした。

『ミフィアさんかっけー』様→三角様で、

その倍数の六角様と九角様っていう由来にしました。

最初からそうでした本当です。嘘じゃありません。

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