学校生活~「 」の終わりとの「 」始まり~
「学校生活~」その二になるかもしれない。ならないかもしれない。
始まりと終わり、、、その意味を考えたことはあるかな?
始まりと終わりは、それぞれの言葉があり、初めて意味を伝えていると誰かが言っていたかもしれない。
あの頃の私は、考えていたのかもしれない。
物事には、始まりがあり、終わりが存在する。
生命にも同じように始まりがあり、終わりが存在する。
夏は終わり、秋の始まりを迎える頃。
夜に輝く星座より満月が美しく見える頃。
そんな日の夜に私は、ある場所を訪れた。
10年前、市町村合併により、ここも廃校になった。
夜の学校は、とても不思議に溢れている。
まるで小人が、人間の住む世界に来てしまったかのように。
昼間は、蛇口から滴る水滴を気にはしない。
夜には、蛇口から滴る水滴を気にする。
静寂を切り裂く音に変わってしまう。
私の教室、今では単なる部屋にしか過ぎない。
思い出の部屋、 今では私の大好きが詰まっているに過ぎない。
私は、そこである一つのノートを見つけた。
表紙には、(クラスノミンナヘオワカレ言葉)と書いてあるようにみえる。
そのノートには、俺はある事故で死んでしまった。ことになっているらしい。
私は、生きている。確かにここに存在している。
「私は、何者ですか?」教室の壁に掛かっている鏡に問いかける。
鏡は、答えない。
「オマエは、、、俺だ。」心に響いた。
私の中から聞こえてくる。何度も、、、
夜は、人を惑わし、導く。
時の始まりは、時の終わりと同じであると誰かが言っていたかもしれない。
始まりと終わりその言葉の意味と関係について、考えてみたら面白くなってくることでしょう。
これで終わるのか、始まるのか、自分でも分からない。