聖なる夜に
設定:男→女、好き。女→男、友達。
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クリスマス。24日から25日に、変わったくらいの時間。男の家のチャイムが鳴る。
SE:チャイム音
「こんな時間に誰だよ。ったく……」
外に女を確認。ドアを開ける。
SE:ドアを開ける音。一瞬遅れて女のヒールを脱ぐ音。
「お前、もう0時回ってんじゃねーか! 突然なんだよ! ……てか、酒くさっ!」
「は? 一緒に飲もう?
……お前また彼氏となんかあったんだろ。連絡なしに来る時って、絶対それだよな。クリスマスに何やってんだよ」
勝手に中に入っていく女を追いかける。
SE:2人分の足音。
「は? ……彼女なんかいねーよ。
てか、聞くなら来んじゃねーよ!」
SE:グラスを棚から出す音。
それぞれの前にグラスを置いて、座る。
「(ため息)……で、今日は何。
……うん。昨日彼のスマホに女から着信? で、そのまま予定キャンセルされて、帰ってった?
(ため息)で、お前はやけ酒かっくらって、終電逃して、ここに来た。と」
酒を一口飲む。
「お前さ、彼氏となんかある度に、俺ん家ホテル変わりにすんのやめてくんない?」
「え? 俺なら平気? 友達だから。
……友達。ねぇ」
ゆっくり立ち上がり、女の前に移動。
少し冷たい視線。声も少々冷たく。
「いい加減にしてくんねぇ?
……オトモダチだって思ってんのは、お前だけなんだよ!」
動きが止まっている女を押し倒す。
抵抗が始まる前に、キスで口を塞ぐ。(適当な回数。怒りに任せたようなキス)
「彼女なんて作るわけねーじゃん。俺はずっとお前だけ見てたよ。彼氏だけで、世界が回ってるお前の事もな。
お友達ポジションなんて、お前が勝手に思ってただけ。
誰かに向けて綺麗に笑う横顔見て、諦めて。側に居たいから、相談役も買って出てさ。
……でも、良い人でいるのもう辞めるわ。もう、限界」
「彼? そんな男もういいだろ⁈ 何回同じ様な事で泣いてんだよ‼︎」
押し付けるようなキス。同時に服を捲る。
SE:衣擦れの音
「……どれだけ我慢したと思ってんだ。俺なら泣かせない自信あるのに」
素肌をそっと撫でる。
「もう我慢しないからな。嫌だは聞かない。
今から抱いてやるから、覚悟しとけよ」
色々な場所にキスをしながら、FO。
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(C),2019 sakura.




