どの部に入る?
どの部に入る?
「ねえ雛ちゃん? どの部に入るかもう決めてるの?」
「のんちゃんは決めてるんだ?」
「ん? わたしの問い掛けに答えてくれてないけど? なぜに決めうちするかな? 壱言も言ってないけど?」
「のんちゃんは何時も何でも先に決めてるから?」
「そんなことないよ?」
「剣道部には入らないよ?」
「何故に決めうちするかな?」
「だから! 剣道部には入らないってわたしの決意を言われる前に先回りして言ってるんだよ!」
「わたしが剣道部に入るとでも思ってるんだ? その残念頭で……」
「残念頭じゃないけど? 花形だもんね!」
「まだ疑ってるじゃんか?」
「はっきり違うって否定してないもん?」
「……」
「ほら! 図星だ!」
「違うし!」
「じゃあ何よ? のんちゃんは何部に入ろうと思ってんの?」
「……ひ、雛ちゃんと同じとこだけど!」
「本当に?」
「わたしと雛ちゃんは、ずっと壱心同体少女隊でしょ!」
「佳奈ちゃんがお寝坊してるけどね? そうだよ! わたし決めたんだ! もうわたし剣道から足を洗うの!」
「嘘? マジで言ってんの? あんたから剣道取ったら、何にも残らないクズなんだよ? 分かってる?」
「ひっど~い……わたしめっちゃめっちゃ傷ついたし! 絶交だよ!」
「褒めてんだよ! 剣の腕は天下壱品なんだってばさ! わたしは何時も弐の足を地団駄踏んでんだからね!」
「のんちゃん! お願いだよ! かんばって剣道部に骨を埋めといでよ! もう弐の足を地団駄踏まなくていいんだよ!」
「なに? ずっと壱緒に頑張って来たんでしょ? 雛ちゃんが違う道に進むんならわたしも壱心同体だよ!」
むぎゅう!
「痛いよ! 痛いったら! 強すぎだし!」
「これがわたしの気持ち何だよ!」
「分かったから! 離してってば!」
「で! どうすんのさ! 雛ちゃんの進む道は?」
「わたしの新たな進むピカリンコな道! それは食道部だよ!」
「え? マジで……」
「マジで!」
「本当に? 冗談だよね! やだなあ?」
「本当にマジで食道部に入るよ! のんちゃんは無理しなくてもいいよ! 体動かすの好きすぎだもんね!」
「マジかあああああああああああっ!」
「恥ずかしいから! みんなの注目の的になってるし?」
「決めた! 雛ちゃんが食道の道を極めるんならわたしもついていくから!」
「ありがとう! 心の友よ! 佳奈ちゃんには言ってるんだよね?」
「言ってないけど? 行きたい道に行くよあの娘はさ!」
「そうかな? 後で面倒臭いからさ! 佳奈ちゃん来るまで待っとこうよ?」
「ああ……そうだね? 面倒臭いのはいやだもんね?」
「だね!」
「待ちますか!」
「喫茶店でお茶しない?」
「う~ん……そうだね、軽く食べたいかな?」
「いこいこ!」
「は~い!」
「食道部の場所調べないとね」
「あっ! そうだね? うっかりしてた」
「食道だったりしてね?」
「なる程! 食道部だもんね? じゃあさ食道行こうよ?」
「なになになに?軽くって言ってたのにがっつり朝からいっちゃう気まんまんなわけ?」
「違うよ? そんなんじゃないからね! 調べないとねに行けば食道部の事聞けるかなと思ってね」
「そう言うことね! よし! 喫茶店で茶しばいてから食道へGOだね!」
「のんちゃん? わたしの話し聞いてた?」
「いいからいいから! いこいこいこ!」
「もう! のんちゃんたら~……」




