あすみノート《人物編》
人物紹介です
《唐竹明日見》
性別:女
年齢:17
生誕:4月17日
私。容姿端麗頭脳明晰運動神経抜群。何を取っても完璧な存在。強いて欠点を挙げるなら、友達が居ないこと。寧ろ同級生と上級生のほぼ全員からヘイトを買っている。朝にめっぽう弱く、朝ご飯を胃に入れるまでは覚醒しない。昔は部活で陸上をやっていたため、体力や持久力には自信がある。現在は色々あって帰宅部。生粋の音ゲーマー。
灰田優人という彼氏が居たけど、私の不注意で帰らぬ人となってしまい、それ以来毎日のようにその日の夢を見る。
『灰田先輩が亡くなったのはお前のせい』と元々先輩を慕っていた女子達数名を中心に身体的なモノは無かったが精神的にはそれこそ『そこまでするか!?』と言いたくなるような虐めの数々を受ける。身体的なモノが無かったのは、学校のあちこちで教師達が目を光らせていたためだからだろう。それでも見た目には何とも無いように振る舞ったが、周りはそれがなんか気に食わなかったのだろう。ついに暴力に走ろうとしたところで私は学校の持つシステムをフル活用して姿をくらます。
そこからはメールで送られてくる課題の数々をこなす。しかしどれもごく短時間で終わらせてしまえたため時間に余裕が出来、時間を持て余す。その余った時間はバイトや勉強に回し、バイトで得たお金で遊興に浸る。
2年生になった最初の誕生日を区切りに再び学校に通い始める。
その日を境に私の中の何かが動き出した気がする。
《唐竹未来》
性別:女
年齢:14
生誕:6月13日
妹。私のカワイイ妹。私が誰よりも一番暗い顔をして欲しくない相手。天真爛漫な振る舞いで周囲の雰囲気を明るくし、家事全般を家族で母以外にこなせるのは彼女しかいない。特に料理部に所属している彼女はその腕を夕食時に遺憾なく発揮する。私?これから勉強するのよこれから。
私が入院したときに家族の誰よりも先に見舞いに来て、その次の日は学校を休んで見舞いに来てくれた。退院時にも迎えに来てくれて、退院手続きも(勝手に)してくれてた。
退院翌日に私と動物園に遊びに行って、そこで私に纏わる事件に巻き込まれ、そこで九死に一生を得る。それでも私と一緒に遊べて嬉しかったと言ってくれた。
《小金井健太》
性別:男
年齢:16
生誕:5月23日
同級生。登校初日に出会った背の低い、筋肉質な少年。粗野な言動が目立つ。鋭い観察眼を持ち、登校初日に会った私に対して『何かがある』事に最初に気付いた人物。成績も学年の中で極端に良いらしく、けれど真面目に学校に来ていないため教師達からも扱いに困るレベルの天才。
聞いた話によると、月校の生徒全員を相手に殴り合いの勝負を行いそのほぼ全てに勝ってきたらしい。唯一勝てなかったのが灰田先輩。
《灰田優人》
彼氏。私の初めての彼氏。生きてさえ居ればこの世の全てを手に入れられそうなそんな男。自他共に優しく厳しく。それでも困っている人を見捨てない聖人。そんな在り方のお陰か、彼を慕う生徒は多かった。
彼から告白してきたことで私と付き合うことになった。
その最期は私の不注意でトラックに轢かれそうになった私を庇ったこと。最期になんて言ってたのかは聴き取れないまま終わってしまった。
《浅田誠司》
刑事さん。かなり年齢が若そうな刑事。私の身に起きた事件の担当をすることになる。今後ともお世話になります。
《恵比寿》
お医者さん。私が入院した先の病院で担当医をすることになったお医者さん。名前通りの顔や体型をしている。患者思いで知られており、長いキャリアの中で数々の功績を立てている病院の柱とも言うべき人。仕事終わりのビールが一日の楽しみ。
患者思いが高じて自腹であれこれサービスしたがる悪癖があり、そのことで奥さんとよく喧嘩になる。私も彼から頂いた課金カードで無事にソシャゲのガチャで天井に逝ってしまった。
《安西栞》
看護師さん。私がよくお世話になる看護師さん。『女王さま』と言う言葉がとても似合いそう。
とても厳しいが、それも私達患者を思ってのこと、一日でも早く回復するために労力を惜しまない。彼女に宛がわれた部下の看護師達は訓練された兵士達も真っ青な統率と手際で、その手練手管で身の回りの様々なことを行ってくれる。ただし私にセクハラしたソイツだけは許さない。
そろそろ年齢がヤバいと思い始めて現在婚活中。しかし連戦連敗の記録を更新し続けている。強く生きて欲しい。
《唐竹牡丹》
母。文字通りの良妻賢母。私に何かがあったことは気が付いていたと思う。それでも私から言い出すのを待って何もしないで居てくれた。そのことについては私も申し訳なく思っているけど、もう少しだけ待っていて欲しい。
因みに料理は絶品で昔は雑誌の取材もあったそうだ。今は父とは別に働きに出ている。
《唐竹隆吾》
父。質実剛健をモットーに生きる岩のような人。何の仕事をしているかは知らないが『人々の平和を守ってる』と母から聞いたことがある。鉱石集めが趣味で、たまに私達も海や沢に石集めに動員されていた。
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