レイドボス戦②と急な展開
いつもより文字数少なめです。本当に急だから...。
さあ、第二ラウンドの始まりだ。
〔スキルの発動は任せたよ、リシェラ。〈代行.スキル発動,万物知識〉〕
〔了解。〈攻撃は最大の防御〉〈朧陽炎〉〕
速さにものを言わせ、天を二度蹴る!三度、四度そして上から...切るっ⁉
「っうわっ!!!」
だめだ、硬すぎて跳ね返される。
〔スキル天駆を取得。〈天駆〉〈亜爪〉〕
〔ありがとう〕
〔重複発動ができます〕
「そう。猫又!」
「にゃ!」
「「〈亜爪〉!!」」
天駆で天を駆け、重複した亜爪で切る。これであと8割程度まで減った。強いな、重複発動。
〔重複発動の場合、攻撃力は倍ではなく、乗になります。〕
〔それ凄くない⁉〕
「とぉりゃぁっ!っわっっっ⁉」
何?今の。
「はじ...かれた?」
スキルを使ってないけど、今までで1番の攻撃だと思ったのに...
〔マスター、刀は切るものです。その刀はこの程度で押し負けたりしません。むしろこれだけ時間がかかっているのが可笑しい程です。マスターならもっとできるはずです。マスターがこの刀を選んだわけではありません。この刀がマスターを選んだのです。〕
もっと...できる?刀が選んだ?宵月?あ?あぁ、ああ、ああああ、ああ!
あぁ、そうだ。僕はこの程度じゃない。もっと速く、もっと鋭い。もっときれいなはずだ。なんでこんなにおそいんだ?俺ははやくするどくうつくしいはずだ。そうだ、俺は―――――――――――――
次回シリアス入りまーす