僕だけの刀、宵月
刀の名前もだけど、スキル考えるのにそうとう時間がかかりました。スキルの紹介は、次話でします。っていうか、頑張って明日には出します。
------------
5/22百花繚乱を千変万化・刀に変更しました。
「わぁ...」
すごい。その一言に尽きた。現実と遜色ないグラフィックは、とても美しく、僕の心を鷲掴みにした。けど...「町の中じゃ、ない?っと、ステータス確認しなきゃ」
----------
名前:雫 種族:白狐 Lv.1
ジョブ:見習い陰陽師 Lv.1
サブジョブ:刀華 Lv.1
種族スキル
人化 獣化 狐の仮面 幻術Lv.1
ジョブスキル
式紙制作Lv.1 占いLv.1 幸運具制作Lv.1 霊視Lv.1 刀術Lv.1 刀顕現Lv.1(MAX) 刀華Lv.1
スキル
強欲Lv.1 万物知識Lv.1 暴食Lv.1 朧陽炎Lv.1 千変万化・刀 Lv.1
称号
七大罪
七美徳
----------
「ファッ!?」
いやいや何これ⁉刀華なんて職業聞いたことないよ⁉種族も白狐って何⁉あと強欲とか万物知識とか暴食って何?七大罪と七美徳ってこれの所為だよね⁉レアスキル出るかもって言ってたけどこれは出すぎじゃない⁉っていうかここどこ?「わぁっ⁉」なんか襲ってきたぁ⁉狼?モンスター?なんか、大きい?って違う!僕が小さいんだ!え、ええっと、
「じ、〈人化〉!」
スキル名を叫ぶと視点が高くなってくる。あとは、
「っ〈刀顕現〉!うわっ!」
あっぶな!とびかかってきた狼をよけながら〈刀顕現〉を使う。予想通り、左腰に刀が現れる。そして、狼がとびかかってくるのに合わせて、狼の首を...切る!
「ふっ!」
よしっ!成功!
「...ふぅ」
油断なく回りを見まわしてから刀を納める。とりあえず、町に行こうかな。マップを開く。
「...あれ?メールが来てる?何々?」
[白狐はレア種族なのですが、最初は獣状態から始まるのでファストの近くの森に転移させていただきました。運営より]
なるほど、運営なりの気遣いか。そうだ、今の姿確認しよう。ええっと、狐耳とかは...ないな。尻尾もなし。髪の色は銀っぽい白。これは残念。自分の髪の色気に入ってたのに。ま、いいか。目の色は...わからないな。あとで鏡で確認しよう。あとは陰陽師の装備だけど、白から青のグラデーションの狩衣に草履、あと狩衣と同じような色合いの扇子か。刀華の装備はなし、強いて言うなら〈刀顕現〉の刀かな?まだ刀自体は出てるはずだから、見てみよう。慎重に刀を抜いて、
「ほぅ...」
思わずため息が漏れてしまった。それは、とても美しかった。白銀に輝く刀身に、漆黒の柄、それは闇夜に浮かぶ月を思わせた。それは、僕が使うには勿体無いような感じがした。だけど、この刀が使ってほしいと僕に訴えかけているような気もした。だから、名前を付けることにした。この刀の名は、そうだな。
「宵月、だ。よろしくな、宵月」
一瞬、宵月が光った気がした。まるで返事をするように。
そうだ、町に行きながら狩りをするか。宵月を使いたいしね。うん、それがいい。
「それじゃ、行くよ、宵月」
そう言うと、またキラッと、光ったような気がした。
☆☆☆☆☆を、★★★★★にしてほしいです。ブクマしてほしいです。感想ほしいです。3個ともくれたら、作者の燃え尽きた心に火が付きます。
猫又ちゃんはスキル紹介の後、次々回くらいに出てくる予定です。名前、付けよっかなぁ?感想欄に猫又ちゃんの名前書いてくれたら、その中から選びます。なかったら、呼び名猫又ちゃんになります。初期は猫型です。格上げで人型になります。