ランダムだらけのキャラクリだぁ
毎日投稿はできないです。何日かに1回くらいのペースになると思います。たまにそうとうあくかも...。
ダイブしたんだけど、真っ白だなぁ。ここでキャラメイクとかするのかな?
「ようこそ、和洋折衷オンラインへ。私はあなた様のお手伝いをさせていただくAIです」
なるほど。
「じゃぁ、まず何をすればいいか教えてくれる?」
「まずは、アバターの容姿を決めていただきます」
AIがそう言うと、僕と瓜二つなアバターと、ボードが出てきた。とりあえず、髪はそのままで、目の色を少し紫がかった黒にする。よし!
「できたよ」
「次に名前を決めてください」
「雫っと。次は?」
「では、次に種族を決めていただきます。ランダムにすると、ランダムでしか手に入らないレアな種族になることもありますよ」
「それじゃぁランダムで」
「わかりました。次にジョブを決めてください。ジョブには、メインジョブとサブジョブがあり、ランダムで決めることも可能です。また、種族と同じように、ユニークジョブになることもあります」
「んじゃ、メインは”陰陽師”、サブはランダムでお願い」
確か最初は”見習い陰陽師”から始まるんだったよね。
「了解しました。最後に、ジョブの固定スキル以外のスキルを決めていただきます。ランダムも可能です」
「どんなスキルがあるの?」
そう言うと、またボードが現れた。
「初期に獲得できるスキルは5個までです。」
わぉ。すごいたくさんあるよ。この中から5個って。
まぁ、さっきまでの流れで言うと、
「ランダム限定もあるんだよね?」
「はい、その通りです」
「じゃあ全部ランダムでいいや」
「えっ」
「えっ、って何?えって」
何でえっなの?なんかまずかった?
「いえ何でもありません。本当に、すべてランダムでよろしいのですか?」
「いいよ」
「無能なスキル構成になるかもしれませんよ?」
「だからいいって。別に楽しめればいいんだし」
このAIすごく念押ししてくるな。
「次に和服の色を決めてください」
「そうだなぁ...。白地に青のグラデーションにしてっと。うん、いいよ」
「そうですか。では、間違っていないか確認してください」
「ええっと...うん、合ってるよ」
いや、こうしてみるとすごいランダムの数。
「最後に、陰陽師の”式ガチャ”です」
「へぇぇ。どんな子が出るかな?」
「ふむ、ふむ。猫又ですね。中に入ったら、式紙を使って呼び出してあげてください」
「うん。わかったよ」
「式紙がなくなったときは、「式紙製作」のスキルで作ってください」
「ありがとう」
あとで掲示板で情報集めよ。
「では、今から和洋折衷オンラインの”ファスト”に転移します」
「ん、いいよ」
「では、よい旅を」
「うん、ありがとう」
最後にニコッと笑うと、自分の体が光に包まれて...
次話、「何故にこんな強いの?」
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