猫、勇者をモブりに行く
~新な仲間と、
人間世界観光~
「仲間になるのかニャ?」
さぁ┐('~`;)┌
「無責任な作者だニャ…」
前回【円】で検索した時、一番デカイのが中央にあった。しかし、若干違和感があったから多分転生者辺りだろうと思うニャ…
移動?
召喚で馬呼んで馬車作って引かせたニャ!
(かなりご立腹なようだったが…木の精ニャ!)
鳥さんはお休みニャ…(煩いから)
到着~
門番「止まれ~い、どういった要件で参った?」
セーレ「武道大会の見学です。」
門「わかった。許可する。」
あっさり入れたニャ…
「まあ、アツユとぼくが外国人で、猫2匹も使い魔っぽく見えなくないですし…
やはり武道大会ってお祭り的な感じなんじゃないんですか?」
そうかもニャ
じゃ、目的を果たすかニャ
創造【異世界探知機】~
見た目は竜レーダー、ポチっとな。
え?2つ?
「問題発生ニャ…
ここでの訪問先が2ヵ所になったニャ…先に宿とって休んでてニャ。」
アムド「(ぼくは?)」
「馬車は厩舎に行くニャ♪」
ア「………」
さて、【円】で引っ掛った方から見るかニャ
ガチヤ
「………」
て、典型的ハーレム野郎ニャ…
てことは~
ガチヤ
もう片方は?
?「メレンゲか?」
やはり巻き込まれた奴かニャ~
「違うニャ、知り合いではあるがニャ…僕は転生者のウァサゴ、君は?」
?「俺は篠崎 華蔭、カインでいい。どうでもいいが、風呂から上がってからでいいか?」
「………、すまんニャ。外で待たせてもらうニャ」
「適当に寛いでてくれ、すぐ上がるから」
タイミングが悪かったみたいニャ…
風呂から出て部屋へ。どうやらカインの部屋らしい。
調度品等はなくかなりさっぱりしている。
ソファーとコーヒーセットとケーキを出して、マターリする。
「依頼の後でベトベトだったんだ。で、何の用だ?」
「いや~、転生したばっかで、ちょっと世界の情勢を探りにニャ…」
「ふ~ん」
「単刀直入に聞くニャ、巻き込まれたニャ?」
「…ああ、阿倍の召喚にな…
阿倍を知ってるのか?」
ハーレム野郎なのにアベか…
「いや、遠くから見ただけニャ、
なんか近づきたくなくてニャ…」
「正解だ、正義感だけ強い鈍感・勘違い野郎だからな…」
やぱりそーニャの
「で、呼ばれた理由知ってるのかニャ?」
「なんか魔王が3人手を組んだとかで阿倍を呼んだらしい、
巻き込まれた俺にはどうでもいいがな」
そりゃそうニャ
「で、君と阿倍はどれ位強いニャ?」
「阿倍は俺より魔力と能力は上かな?
多分、やったら俺が勝つだろうけど…
能力は阿倍が自然系全部と光・破壊+王宮のバックアップ。
俺は火・雷・闇とメレンゲから貸してもらった【創造】。」
「ニャ?貸してもらった?」
「巻き込んだ償いだって、メレンゲが創造をアベが帰るまで貸出すってさ。」
メレンめぇ
「で、カインはいつまでこっちにいるニャ?」
「戻ってもいいことなさそうだから…
ずっとかな?」
ほう
「じゃ、僕と使い魔契約しとくニャ、
同じ地球出身だし、創造持ってるから、返した後もフォローできるニャ」
「え?できるのか?」
「一応ケット・シーだから問題ないはずニャ」
ハーレムいじめもしやすくなりそうだし♪
「じゃ、握手ニャ」
魔力半分交換
………
多いニャ…
「普段魔力抑えてるかニャ?」
「いや、普段阿倍に探されないよう隠す道具は持ってるが、魔力そのものはいじってない。」
メレンめぇ、最初から会わせるつもりだったニャ…
「カインは魔力も阿倍より上ニャ…
どうする?
解放するかニャ?」
「?、いやいい。現時点で不都合はないから。」
「じゃ、これ渡しとくニャ」
念話携帯
?
「僕とメレンゲのアドレス入れといたニャ。
なんかあったら電話してニャ」
「OK」
「あと、今漏れ無く勇者強化月間ニャんだが、構わニャいか♪」
ニマ~
ニマ~
「構わん、なんなら手伝うか?」
「いや、実行者は別にいるニャ…見に来るかニャ?」
「………」ニヤ
「………」ニヤ
宿に戻って、セーレだけ取って、ハーレムを拉致って、時空結界へ。
只今、結界の中に別空間を作り観戦準備中です。
「タンマウォッチ動かしますニャ、いいかニャ?」
「あ、それ、似たようなことしようと思ったけどできなかった。」
「ああ、僕は元々【時空】を持ってるからOKで、この世界の創造は結構制限あるから難しいんだニャ~」
「そうか」
「………ぼく、休みじゃ…」
「予定変更ニャ!
…わかったニャ、
良いものあげるから拗ねるニャ…」
未来予知は時間の先読み…ってことは
時間の魔力を作って…
ぺとっ
「…?この未来予知と同じ波長は?」
よっしゃ、成功ニャ
「時間魔法の魔力ニャ、これが解れば予知時間を変えたり色々できるようになるはずニャ」
「えっ?」
「あとは実戦で修行ニャ」
セーレを放り出し、スイッチ解除。
「どっちも頑張ニャ~」
「イケメソ嫌いか?(笑)」
「まあニャ(笑)」
レッツ ファイ!
「?ここは?」
「お互い大変だね……修行の間だってさ。」
「…君は?」
「セーレ…、
この修行(戦闘)の主催者からメッセージです。
阿倍君は魔力の扱いが下手そうだから、中級までの魔法を10個は作って制御できるようになれ。
ぼくは能力を自在に操れるようになれ……ってことです。」
「…そんなに時間ないんだけど…、
あ、僕は阿倍 真司です。」
「時間は大丈夫みたいです…、ここは周りの時間より100倍進むの遅いそうです。」
セーレがダッシュで突っ込んだ。
アベ避けようと右へ。
わかってたセーレはそれより早く右へ動き、切り掛かる。
アベ剣で受ける。
セーレそのままぶっ飛ばす。
アベ倒れながら魔法を飛ばす。(火と破壊の時間差)
セーレ避けなからダッシュ、あっさり首に剣を突き付ける。
「確かに主催者の言うように
力はあっても使いきれてないようです。
それでは、北や東の勇者の足元にも及ばないです。」
「なんか真面目に修行するとつまんないニャ…」
「そうだな…」
「そうだ!観光案内してニャ!セントラル観光!」
「いいけど…そんなに詳しくないぞ?
こっちきてまだ1ヶ月しか経ってないから。」
「構わないニャ!
ここ以外で1日潰せればいいニャ!」
「…なるほど、3ヶ月放置か…なかなか地味でエグいイジメだな(笑)」
「明日が楽しみニャ♪」
そのまま外に出た二人はアツユ達と合流、カインのお気に入りのレストランへ。
「主!アムドがブツブツ五月蝿かったぞ」
「馬は今本当に馬をやっているニャ、仕方ないニャ。」
生姜ニャい、後で人参料理でも作ってやるか…ニヤ
「ところでお前達は何者だ?」
確かに統一性のない集団ニャ…
「改めて紹介するニャ
僕はフェリーランド内猫王国オズの国王兼、72柱のウァサゴにゃ」
「悪魔なのか?」
「一応悪魔じゃないニャ、
まあ、72柱の大半は悪魔だけどニャ」
「ふ~ん」
「こっちの猫は猫王国の大臣サクヤニャ」
「よろしくお願いします」
「よろしく」
「こっちの中国娘はアツユ、中国太古の神獣ニャ」
「よろしく頼むぞ!」
「よろしく」
「で、外の馬は72柱のアムド。修行中のセーレも72柱ニャ。」
「?72柱多いな」
「ああ、魔王が3人組んだって聞いてるだろ?あれ、皆72柱ニャ
んで、とりあえずの策として対抗勢力を作ってるところニャ」
「ふ~ん、それで人間側にも対抗させようってか?」
「まあニャ…(笑)」
「まあ、人間側にも少なからず危険を感じてる奴はいる。
うちのギルドマスターなんかもその1人みたいだし…」
「それでか?
この時期に武道大会をして育成と発掘、って安易な考え起こしたのは…」
「それは真司とその周りのビッチ達の策だ。時間がないのに戦力削る、頼もしい愚策だ」
まあ、そりゃそうニャ
「うちのマスターなんかはギルドの組合通じて、各国の人員の収集と選抜をしてる。
俺の悪友と北・東の奴も入ってたみたいだが…底上げは完了ってとこか?」
まあ、一応
「でも、人間側にもまだ力を隠してる奴はいるみたいだ。
俺もその1人らしいが、各国に1人2人は勇者より使えるのがいるらしい…」
「失礼しました、
私はてっきり人間は今回役に立たないと思っていました。
陛下にもお詫び申し上げます。」
「いや、実際人間は弱い。
俺なんかじゃここの面子に誰一人対抗できるとは思えない。
しかし、弱いからこそ頭を使うし、努力もする。」
「まあ、そう言う事ニャ、気にするな。
そうニャ、カイン
ここの隠れた観光名所みたいな所はないかニャ?」
「うーん、セントラルなんとかばっかで隠れた物あんまりないだよなあ…
あ、一ヵ所あった」
何処ニャ?
「中央の城が途中まで一般解放されてて、塔の上から街を眺められる。
しかし、そこから裏技使って更に城の塔天辺に行って見るとかなりの絶景が見れる。結構気に入ってる場所だ。」
ほう、なかなか良さそうだニャ
「街並みも方角で4区分されてて、なかなか見応えはあるぞ」
「わかったニャ
食べ終わったら行ってみようニャ」
その後、食事を終えた一行は歩いて向かう。
アムドは余程暇だったのか人型に変身し着いてきた…
チッ
「ここまでは誰も来れる。
ここで魔法を直接使わず城の一番高い塔の屋根の上行く。」
そっか、
テッテレ~
竹コプタ~
「じゃ、これで行くニャ」
「なんか古風な物作るな」
「大きなお世話ニャ!」
衛兵にバレないように全員で屋根に移動。
「おおぉ、街全体が世界縮図(人族の)になってるニャ……」
北は緑が多く、
西側が丘になっていて、
東は湖がある。
そして…
「南の街並みはかなり綺麗ニャ…」
「…カトプレアを意識してるのでしょう…」
「らしいな、昔南との戦争時代に街並みも張り合って作ったって言ってたな」
うん、なんかイタリアって感じが一番近いかニャ?
「…カインはこれを守りたいって思った訳か……ニャ?」
「……恥ずかしい言い方しないでくれ……まあ、ハズレではないけど。」
おぉ、冷めてるようで熱い奴ってかニャ?
そこから夕陽を眺め、宿に戻る途中カインのギルドに寄った。カインの紹介でアツユとサクヤをギルド登録しておいた。
(サクヤは獣人って事にして)
「これで観光しやすくなるニャ!」
ランクは…S……
下からEDCBAS SS SSS Zと…
強いニャ…
「おい、ちゃんと力抑えたのかニャ…」
「仕方ないよ、魔法・特殊能力抜きでうちのマスター(フル装備フル能力)を倒したらSスタートだ、
俺もそうだったし」
「で、恥ずかしい2つ名って奴を全員に聞きたいんニャが?」
「主!吾は『光速弾岩』じゃ!」
「私は『恐銘死翠』です」
中二っぽい上…サクヤ怖!
どんな戦闘したらそんな名前付くんニャ…
「で、カインは?」
「………
『幻想無双』……」
うわ、恥ずかしい!
その後
カインと別れ、宿に戻って夕飯、就寝。
(アムドは馬に戻したニャ、人参料理を与えて)
沸々と復讐に燃えるアムド。
「…ウァサゴに勝負挑む…そして勝つ!」
…無理でしょう
ドボーブシビテベカバナーバ
「おはようニャ…」
さあ、今日は東の国に行こうかニャ…
「おはようございます。
ところで陛下、セーレは何をしているのですか?昨日から姿が見えませんが…」
………
忘れてニャいよ?
わざと忘れるようにしてたけど…
「カインのとこ行って、セーレ迎えに行ったら出発するニャ」
少し早めに行って、切り上げてやるかニャ…
その後
皆で朝食を優雅にとり、
アムドをコテンパンにし、
カインを拉致して学校を強制欠席させ、結界の場所に到着。
「…ダミー人形、いつまで持つかな…」
知らないニャ~
「じゃ!覗いてみるかニャ~」
GO!
「………なんか見た目が変わってないか?」
「………別人だニャ…」
そこには
ゲッソリしたオヤジが2人…
しかしながら
青春を感じさせるような爽やかな訓練を積む軍人がいた…
「…見た目ボロボロなのに、勝てる気がしないニャ…」
「…俺も…
彼処までストイックに修行した事ないや。」
「サーウァサゴ!
見てください!能力の時間と量を自在に操れるようになりました!」
「サー!
あなたがサーウァサゴですか?!
私もあなたのおかげで魔力の扱いがかなり上手くなりました!」
そして
指示もしてないのに模擬戦闘開始…
…なんかあれニャ、
絵に描いたような完璧な訓練風景…
アベが無数の初・中級魔法を切れ間なく発射
セーレはそれを無駄な動きなくかわし、弾く、攻撃をする…
練度も精度もウァサゴクラス…
「…カイン……
日々の鍛練って大事なんだニャ…」
「……俺、今日から訓練真面目にやるわ……」
ウァサゴ達は
強力な軍人2人をゲットし、日々の努力の大切さを学んだ。
自分の部屋に戻った巻き込まれと猫。猫はあるモノを作った。
「カイン…
一応リクエスト通り風呂の横に修行部屋作っといたニャ
じゃ、次行くニャ」
「ああ、なんか情報入ったらメールしとくわ…」
これで少しは強くなれるかな…
そんな感じで
セーレを回収して出発となった。
セーレはいつの間にか
アベのギルドでギルド登録を済ませていた…
SSSランクで……
目立つんじゃニャい!
そして馬車で次の目的地 東の水の国へ旅立った。
ナルナルタンタンヘソノゴマ
「セーレ…
一応2つ名聞いておくニャ…」
聞きたくないような気もするニャ…
「サー、
『完全回避』です。サー!」
思ったより大人しい名前で良かったニャ…
下らない話をしながらセントラルを離れ、【扉】で目的地の近くへ。
そして、
そろそろニャ~
って時に、携帯から着信音『ファッショ○モンスター』が聞こえてきた。
「オズ!この着信音はお前の趣味かニャ!」
『悪いですか?今、地球で流行ってるらしいんですけど。』
「ナイスニャ!」
パミュは可愛いニャ!
あんたら…
「ところでなんか用かニャ?」
『今、使者がほぼ同時に2人来ました。ベール前王と3王代表べリアルです。』
ほう、やっと反応したニャ…
「そこに親書か何かあるかニャ『2通あります』わかったニャ、またこっちから連絡するニャ」
召喚【親書2通】
「…ふーん、
…ほいサクヤ。感想聞かせてニャ~」
前王バール様…
拝啓 ウァサゴ国王
思った以上にやってくれているようじゃな。諸葛亮ばりの3国の計、なかなか面白い計画じゃ。
そこで、援護射撃じゃ。
べリアル達との会談の場を作ってやろうかと思っている。
どうじゃ?
乗るか反るかはオヌシに任せる。
敬具
「バール様らしい…」
ちゃお ウァサゴっち
お初だね、
べリアルだよ
べれとで~す
ミナミハ ̄ ̄√ギャー~--…
あすもデウスデス
ゴメンねぇ、ちゃんとゴミ(アスモデウス)にはお仕置き(仲間全員による鉄拳制裁)しといたからハート
イヤ~なんか凄い事になってきちゃてさ~
ルシっちとか、バルっちに怒られる前に相談したくてさ~
なんか最近めっきり力着けたウァサゴっちなら皆を説得出来るかな~みたいな~って感じで手紙送ったからハート
ベリ、ベレ、デウス
ピー・エス
バルっちには内緒ネ、あの爺さん説教長いから
後、今度マリオパーティーやろうぜ!
「………#」
「…で、どう思うニャ?
僕的選択肢は
1:全勢力に通達、全力をもって3人を潰す。
2:代表者全員の前に3人を呼び出し説教した後、潰す。
3:これから行って潰す。
こんな所かニャ…」
「3で # # #」
ですよネー