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Lv.5 はじめてのしょうかん(龍神)

設定ガバガバなのに今気付いた。

「んぅ、、、?」


知らない天井だ、、、


あぁそうか、僕は異世界転移したんだっけ、んーと今日あるのがスポーtじゃないステータステストだっけ。あとは、魔王を倒す意志があるかどうかとか確認するっぽい事いってたなー勇者(笑)が。


コンコン


なんだろ、とりあえず出てみるか


「真希?いる?」


扉の前にいたのは幼馴染で現在形で僕が好きな桜花だった。


「ん、桜花かどうしたの?」


「話したいことがあるから中に入れてもらっていいかな?」


話したいことってなんだろ?


「いいよ、中に入って」


僕と桜花は扉を閉めてから僕の部屋のベッドに腰掛けた、


「、、、真希は魔王を討伐しにいくの?」


直球な質問だった、どストレートすぎるだろう。まぁこんなところが好きなところだけど、


「、、僕は行かないよ、、桜花は?」


「私も、、、どうしよっか?」


桜花も魔王討伐には行かないみたいだ、意外だなてっきり行くものだと思ってたけど、


「じゃあ今日この後クラスメイトみんなで集まるときに行きたくないって言っちゃおっか!」


正確には行きたくないじゃなくて行かないだが、魔王とあまり関わりたくないしなによりここには勇者(笑)がいる。なら、桜花と一緒にまったり生活する地を探しに旅に出るというのも一興だろう。僕には振りかかる火の粉をまとめて払うくらいどうってことない力もあるし、


「桜花、、もし桜花がいいなら一緒に旅に出ないか?」


「、、!ッそうだね、、その手があったね」


「おっ、そういう反応って事はいいの?」


「うん、私もあまり戦いたくないし真希以外のクラスメイトとはそんなに仲良くないしね」


意外だな。というか一緒に昼食を食べる女友達いるだろう、そいつらが仲良くないのか。女って怖い、あ今は僕も女だったわ。心は男!体は女!そのn、、ごめんなさいつい出来心で、、


「なら今日の集まりで一緒に旅に出ることを言おうか」


「うん、分かったよろしくね!」


「こちらこそよろしく頼むよ」


~~~~~


「橘を連れて行きたいんだったら俺と決闘しろ!」


どうしてこうなった、、まぁテンプレだけど、、、


説明しよう!

話し終わった桜花と僕はまず桜花が選んでくれたこちらの世界の服に着替えた。(もちろん女物だったのには殺意が沸いたが)そして、クラスメイトが集まっている王宮の訓練場に向かった。まぁ案の定勇者(笑)が台に登って演説をクラスメイトと騎士達に行っていたのだ、やる気あるなぁ~頑張れと内心思っているとこちらにもステータスを測れとわざわざ勇者(笑)が言いに来たのだ、桜花を見ながら。この勇者様(笑)はよくあるラノベ主人公みたいなチートを持っていたらしい、僕の敵ではないが。


そして、桜花がいわゆる【聖女】にふさわしい治癒魔法やら光魔法を持っていることが明らかになってからというものの周りの桜花を見る目が変わった。一番変わったのは勇者(笑)で、桜花が聖女だと分かるといきなり跪いて桜花の手を取り「僕と一緒に魔王討伐してください」と言ったのだ。イラッときた僕と桜花は、


「「僕(私)達は魔王討伐はしない。そんなめんどくさいこと君達でやってろよ(やってなさいよ)」」


と、言ってしまったのだ。そしたら勇者(笑)がキレて僕に決闘を申し込んできたと言う訳だ。はんっ、たかが勇者に負ける僕ではないのだよ。もちろん受け入れた。


~~~~~


「俺が勝ったら橘は聖女としてふさわしく僕のパーティーで動いてもらう」


おーおー、威勢がいいですなぁ。おいこの勇者生きがいいぞ!


「なら僕が勝ったら桜花は僕が連れて行くよ、それでいいかい?」


「もちろんだ、だが僕は勇者だあまり舐めてかかるなよ?」


「ふふ、たかが勇者だろう?それくらい僕の敵ではないさ」


「ふん?ずいぶんな自信だな、じゃあそろそろ始めようか」


勇者が鋼の剣を構える、まだ勇者としての力は目覚めたばかりだというのになかなかな構えだ。遊べそうかなぁ、、、。


「いいよぉいつでもそっちのタイミングで初めて~」


僕もとりあえず召喚の準備をする、


「いくぞっ!」


勇者が大上段で僕に斬りつけてきた、おうおう元とはいえクラスメイトを殺す気かよ。


「じゃあ僕も攻撃しようかな~【龍神顕現】」


うん、力を見せるにはこれくらいのやつを召喚したほうがいいと思ったんだ。決してイラついたから早く終わらせようとか思ったんじゃないよ、しょうがないんだよ。


僕が唱えた瞬間、雲が割れそこから極彩色の龍が出てきた。うん、ゲームの中のグラフィックそのまんまだ。こいつは召喚するのに苦労した、だがその分物凄い強力なモンスターだったのだ。


[主よ。今回はどんな命令だ]


龍神はしゃがれた声で僕に命令を聞いてきた、


「うん、こちらの勇者様を死なない程度に痛めつけてくれ」


僕は無慈悲な命令を下す、仕方ないんです。力を見せ付けて、尚且つ桜花を諦めるくらいに心を折らなきゃいけなかったんです。しょうがないんです、すみません勇者様(笑)


「おい!こいつはなんd!!!!!」


龍神がブレスを放った、つえー。なになに、うちの子全員こんなのなの?勇者なんか相手になってねぇ、、、


[主よ。この勇者弱すぎないか?この程度のブレスで倒れる軟弱者が本当に勇者なのか?]


Oh、、、これで全力じゃないと申すか。たった一発のブレスで勇者はのびてしまった、周りのクラスメイトと騎士団が口を開けて呆けている。そりゃーみんな勇者が勝つと思うよねーごめんねー僕勇者より強いんだーテヘッ、、、男が照れても需要ないよね、、、。


決闘に勝ったんで、じゃー旅に出ますかぁ。


僕は目を見開いてる桜花の手を取って龍神の背に乗った。


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