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Lv.2 ステータスと状況確認

テンプレ展開。

ざわざわと騒ぐ声が聞こえて真希は目を開く、周りを見ると周囲には同じく転移してきたであろうクラスメイト達が呆然としながら座り込んでいる。何故かクラスメイト達は僕をじろじろ見ているがどうでもいい。


そして自分達がいる場所を確認した。真希達がいる空間はほとんどが白色だった、白一色といってもいいだろう。だが、両扉だけが黒かった気が付いたクラスメイト達はまだざわざわ騒いでいる。


すると、両扉がギギィと重い音をたてて開いた。そこから煌びやかなドレスに身をつつんだ美少女先頭におり、後ろには白金の鎧を装備した騎士隊がいた。

美少女が進んで出てきた、王女だろうか?と真希は嫌な予感を感じ目を閉じ考える。


「この国を魔王の手から救ってください!」


と美少女がクラスメイト達を見渡し、甘い声で言った。


ほら来た、めんどくさいやつー!テンプレ展開ー!


~~~~~~


それから真希達は王宮?で食事をしながら話を聞いた。


まあ、要約するとこうだ


【まおうがあらわれた!】


まぁ、分かる。


【くにはきしだんでまおうをこうげきした!】


うん、普通だな。


【きしだんはけちらされた!】


まぁ、魔王だし強かったんだろうね。


【くにはやけっぱちでゆうしゃをしょうかんした!】


、、、意味が分からない、、、。

なんで騎士団が蹴散らされてすぐ勇者召喚なの?他の国と協力とかしないの?意味が分からないよ、、、。


「と、言う事態になったので魔王と戦ってもらうべく皆さんには異世界召喚してもらいました。」


と、王女?は言った。


「すみません、自己紹介がまだでしたね。私はエルリア王国第一王女のリリアナと申します。」


と、スカートの端を摘み優雅に一礼する。やっぱ王女だったかー、周りを見るとクラスメイトたちのほとんどが目を奪われている。(男子生徒は僕を抜かして全員が見惚れていた)


すると、クラスメイトの中心的存在の八月一日正義(ほづみ せいぎ)。いわゆるリア充というやつだ、が


「すまない、いきなり召喚されておいてすぐ魔王と戦えってのは無茶があるんじゃないか?それに、戦う力も何も持ってない人が戦えるわけがないだろう」


と言った。こいつは馬鹿なのか?さっきカードで力選んだだろうに、、、。もしかして覚えてないのか?お前はゆうsy、、、なんでもない。いけないいけないネタバレはだめだった、多分これから僕以外の力は開花するんだろうな。


「勇者様方にはこれから魔力測定と身体能力測定、ステータス測定を行ってもらいます」


やっぱりかー。めんどくさいなぁー。やだなぁー。と思う、真希の頭の中には自分のスキルとステータス、スキルが浮かんだ。



[name]五十嵐 真希

[称号]亜神 神々の王 龍の王 提督 女神の王 魔王

[スキル]【召喚】【上級召喚】【杖術】【神魔法】【???】【???】【???】

[ステータス]

体力 測定不能

魔力 測定不能

攻撃力 測定不能

防御力 測定不能

魔法攻撃力 測定不能

魔法耐性 測定不能

敏捷 測定不能

命中 測定不能



浮かんだのはいいのだ、だがステータスと称号、テメーがだめだ。測定不能ってなんだよ!神々の王ってなんだよ!、、、あっもしかしてゼウスをサモン出来るようになったせい?だったら、どうすればバレないようにするんだよぉ!


《希望を観測しました。スキル【魔法創造】を構築します。スキル【神魔法】はスキル【魔法創造】へと統合されました》


わお、、、。ものすごいご都合主義なスキルだなー、、、。しかも希望したら残りの2枠の【???】もスキル作れるって事だよねしかも何か

「【魔法創造】により作られた魔法は熟練度が存在しません」とか書いてあるし

、、。うん、チートだこれ。ただでさえ【上級召喚】の中にたくさんやばいやついるのに、、、。まぁ、いいやとりあえず偽るための魔法を作るっ!


《スキル【魔法創造】によりスキル【偽装魔法】が生まれました》


よし。とりあえず偽装するかな。



[name]五十嵐 真希

[称号]転移者 勇者(亜神 神々の王 龍の王 提督 女神の王 魔王)

[スキル]【召喚】(【上級召喚】【杖術】【魔法創造】【偽装魔法】【???】【???】)

[ステータス]

体力 20(測定不能)

魔力 50(測定不能)

攻撃力 15(測定不能)

防御力 10(測定不能)

魔法攻撃力 65(測定不能)

魔法耐性 40(測定不能)

敏捷 30(測定不能)

命中 45(測定不能)



となった。うん、この世界の召喚士にステータス合わせたけど低くね?特に攻撃力、なんでこんな低いの?もしかして召喚士だから召喚するだけして戦わせるってのがこの世界の戦い方なのかな?僕はゲームだと杖術とか身体強化術使って近接しながら戦ってたんだけどなぁ、、、。


としみじみ思っていると誰かが話しかけてきた。後ろを振り向くと黒髪ショートの美少女がいた、あっ違った幼馴染の桜花がいた。


「貴女は誰?」


と言った。?貴方の幼馴染の真希ですが?と思い、僕はこの世界に来て初めて声を発した。


「僕だよっ!桜花の幼馴染の五十嵐真希だよっ!」


出た声は予想外な可愛い女の子の声だった。


------

スキル【魔法創造】

このスキルではあらゆる魔法を作ることが出来る。

このスキルで作られた魔法には熟練度が存在しない。

このスキルでは魔法削除、魔法付与が出来る。




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