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プロローグ

初投稿処女作です。自分の好きなジャンルを詰め込みました。



「ふぅ、このイベントボスの召喚値もあと1か、、、」


暗闇の部屋からその男は呟いた。

あと1でこのイベントボスの召喚値がMAXになる事を考えれば様々な(ほとんどが嫌な)記憶ばかり蘇ってくる。


思えばこのイベントボスは実装から1年が経つ、何故こんなに実装から時間が経ってやっと召喚値がMAXを迎えるかと言うと、単純にこのボスは実装当時カンストプレイヤーのパーティー全員を束にして戦っても5本あるHPバーの1本も削れなかったのだ。(事態を見た運営がプレイヤーレベル上限解放や武器防具のレアリティ上限アップなどをした)


カンストプレイヤーのほとんどが半年をかけて異常な速度でレベルを上げまくった、当然武器防具も揃えた。


そしてまたそのボスに向かった、だが最後の5本目に入った瞬間形態変化し姿を変え、向かってきたのだ、当然そのパーティーは全滅した。



だが、1人の女プレイヤーは違った。

そのプレイヤーはゲーム実装時からある全てのフィールドボス、イベントボスを召喚し、

まるで神話の様な戦い方をした。その中には、神の龍や腕が左右6本ずつある巨人、軍艦や天使などがいたという。


結果、そのボスは最後の最後で1人の女プレイヤーに敗れた。


その女プレイヤーは倒したボスを召喚するために、そのボスを今までで99回倒してきた。

今、1人のプレイヤーに召喚されようとしているイベントボス。


それが、運営の出したプレイヤーへの最後の課題。


【全能神 ゼウス】


である。


《【全能神 ゼウス】の召喚値がMAXになりました。》


「やっと終わったぁぁぁぁ、、、」


暗闇の中で男はデスクに突っ伏して寝た。







『ふふふ、、、やっとあの世界を救えそうな人間を見つけた、、、。』


どこかで何者かが笑っているような気がした。



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