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炎神VS雷神

 無神皇から手紙の内容にはこう書いていた。


『第一回戦、炎神VS雷神、指定場所は『神隠高校体育館』時刻は二一○○時、以上』


 この前同様、手紙は異常現象の空間の歪みに手許から消滅した。

 まるでその手紙が存在していなかったかの用に跡形もなく綺麗さっぱりなくなった。

 他の奴らにも手紙も届いていたけど何が書いていたのだろう、その疑問に灯火流は呆然とした。

 皆に呼びかけ、その手紙に何が書いていたかを聞こうとしたが、途中で聞くことを辞めた。

 手紙に送られるのは、対戦相手、指定場所と時刻のみ、なら皆に配られた手紙は同じだろうと考えたからだ。

 家に帰った灯火流は、真っ先に鏡の居る控え室に向かったが、彼の姿は何処にもなかった。

 スースーと聞こえて来る風に気づき、窓が開いているのを見て、そこからから飛び出したことに気づく。


「勝手に住み着いたくせに、勝手に消えやがって……」


 腹を立たせてくれる。

 しかし灯火流はふと思う。

 彼の、鏡のことを何も知らない、と。

 この苛立ちを払う為、一風呂浴びようと浴室に向かった。

 浴室に近づくに連れ、多少の物音に気づきながらもあまり気にしなかった。

 がらら、と扉を開け、中から飛び出す蒸気にやっと気づき、後から聞こえた大きな声に顔を見上げる。


「キャッ!!く、紅城君?」


 背中を覆いつくすくらい長い黒髪と急いでタオルで胸元を覆い隠し、露出する肌にドキッと胸に釘を打たれたみたいに体がピクリと固まる。

 滴る数々の水滴が肌に滑り落ち、タオルに吸い込まれる。

 そんな細かなところまで見入ってしまった自分に気づき、はっ!と目を逸らした。


「あ、あ、天月。すまん。気が動転して気づかなかった。す、すぐに出るから」


 騒ぎを嗅ぎ付けた友香と女集、それと風真がこの現場を目撃する。


「ちょっと、灯火流、これは、どういうことか丁寧にかつ詳細に説明頂けるんだよな!」

「いや、違うんだ。これには、ふか~い訳だな……」


 終わった……

 右目に一欠片の涙を流し覚悟を決め一発殴られることに身を構える。

 しかし近くにいた風真が滑らした言葉に救われた。


「うほ~。灯火流や、何という運の持ち主やなこんなタイミングで天月のおぱ――」


 風真が語り終わる前に種に顔面をぶん殴られ、女集の怒りが一気に風真に向けられた。

 後から覚悟を決めないといけないのはもちろん、風真を置き去りにしてこの場を逃げ出した。

 風真に関しては、ご想像に任せるとしよう。


(風真、すまん。お前の分まで生きていくから)


 庭の方で酷くやられた(あわ)れな姿となって倒れていた風真がビクビクと震えながら搾り出すように口を開けた。


「やっぱ……女って、怖え~な」


 ふらふらと立ち上がり傷だらけの手で服についている(ほこり)を取り除く。


「いや~、ほんま、やな目にあったわ~。特に種はん普段大人しゅう彼女があんな風に怒りはって。めっちゃ怖かった……ほんま」


 自分を抱きしめる姿は、とても怯えている様子に思わず彼に同情を誘う。

 しかし、無表情で無口な種にあんな一面があるとは、とても想像すらも付かない。

 人は、見かけによらずとはこのことか、とこの瞬間信じることにした。

 灯火流は、風真を少しの間一人にさせるためその場を去った。

 裏庭に回ると種がしゃがんで彼女の傍にあった花を拝めていた。


「よ、木植。その、何ださっきの事故つか何と言うか――」

「判っています」

「そ、そっか……」


 ははは、と苦笑混じりに、少しだけ心の中で安心した。

 話の途中に発した彼女の言葉は、驚きもしたが何処か懐かしい感じを覚える。

 前にも似たような出来事があったかのような、そんな懐かしい感覚が。

 今回だけでなく、彼女に限ってもなく他の全員と同じ感覚だった。

 まるで昔から知り合っていた、そんな予感。

 そんな筈がないのに。

 その途端頭が酷い頭痛に襲われ、昔の映像らしき景色が蘇る。

 子供の頃、友香と出会う前の灯火流が写っていた。

 多くの子供達、多分同じ年の子達だった。

 楽しく、嬉しそうな自分の顔。

 あの頃には、ありえなかった表情を浮かべてながら。


「俺の知らない自分?……何だ、この記憶は……」


 酷く身体が重くなり、意識も掠れていった。

 床に倒れた灯火流は、かすれながらも誰かが近づく姿を見て、声も遠くだが確かに聞こえた。

 そして、そのまま意識を完全に途絶えた。


 ■■■■


「灯火流……灯火流――」

 

 誰か俺を呼んでいる。


「灯火流!」


 呼び続ける懐かしい声。

 目を開けると幼い種の姿が一瞬目に写る。

 次の瞬きには、種は元の姿に戻っていた。

 何故、彼女の幼い頃の姿が見えたのかは、考え込む所だがくらくらした頭でそこまでの余裕は無かった。


「た、種?」


 自然と出た言葉だが何の違和感も無く呟いた。

 何度も灯火流の名前を呼び続けていた無表情で無口な彼女が慌しさを溢れさせた表情が自分の名前を呟かれた瞬間表情がいつもより若干和らぎを見せる。

 彼女は、彼が起きたことに気づき、顔を隠すように胸に押し付ける。


「良かった、本当に良かった。何処も大事はないよね?」


 頬を渡る涙の雫を取り除く仕草が申し分ない美しさに溢れかえっていた。

 それは、単に彼女の表情に見惚れていたからだと思う。


「……昔の呼び方……」


 突然の言葉に驚き、尋ねた。


「どう言う意味だ?君は、俺のことを前から知っていたのか?」


 彼女の反応から見てそう聞くしかなかった。

 顔を上げた彼女は、灯火流の顔を見て深く頷いた。


「うん、ずっと昔に――」


 驚く表情を見せるがふっと思った。

 さっき彼女の名前を呼んだ時、初めてだったのに自然に出ていたことを。

 昔の曖昧な記憶、何か関係があるのかと沈思黙考する。

 そう考えていると対戦予定時間がどんどん差し迫っていった。

 時計を見ながら布団から出た灯火流は、出かける準備をした。

 体中に走る緊張感、強い相手と戦える高揚感、そして無神の発言による困惑、全てが交じり合って灯火流は指定場所の体育館へ向かう。

 事前に電樹とは別の時間に行動することは決めていた。

 お互いはおそらく知っていたのだろう、一緒に行動すればお互いを観察し合い、呼吸のリズム、歩く癖や腕の動作、その全てを知ることは相手に対し卑怯だということ。

 直感的そう判断し、あえて戦いの前の接触を避けた。

 暗い夜道の中に照らされるライト、この時間による静けさには不気味すら感じられた。

 学校の体育館に着いた時には、まだ電樹は着いていなかった。

 予定時刻よりやや早めに着いた灯火流は、この時間をどう過ごせばいいのか分からずただ単に待つことにした。

 永遠と感じたこの時を浸っていたら、とうとう電樹が来た。

 自分をアピールするかのように落雷の中から登場する。


「ははは、俺様華麗に参上。待ったか灯火流、それじゃ押っ始めようぜ!」


 天井に穴を開き、床に焦げ跡を残してその上に電樹が立っていた。

 二人が揃い、時間も二一○○時の時計がぴったりと鳴り響いた体育館の天上近くに無神皇が現れた。


「良くぞ、時間ぴったしに集まった。では~早速試合を開始する。炎神、紅城灯火流VS雷神、雷電樹、開始!」


 無神が両手を大きく振り、叩くとゴングみたいな音が体育館中に鳴り響いた。

 開始の合図を聞いた灯火流と電樹は、同時に建物を覆い尽くす結界の綴りを唱えた。


神の空間(ゴッド・フィールド)


 全神力者が使える一種の空間創造。

 別空間の創造、かつて神々が戦いの場を望む時に現世に物理的な影響を与えないため生み出した技。

 存分に戦える空間、それがこの神の空間(ゴッド・フィールド)

 鏡との戦闘で使った時のように地震が引き起こされ、今度は炎の渦と連続に降り続ける落雷が灯火流と電樹が創り出した空間の姿だった。

 お互いの属性を反映するかのように空間(フィールド)が造り上がる。

 空間を展開するのに周りに自分の属性が必要だと思っていたが、それは要らない心配だったようだ。

 もちろんあった方が優位な戦闘を行うこともできようが、何より……。


「おい灯火流、貴様はこの戦いをどう思う。何故無神皇が我々の予言、いや、言い伝えを知っていると思う?」


 あまり考えない人だと思っていたが、彼の発言は最ものことだった。

 部外者である筈の無神皇が一族の言い伝えを知る(よし)もない。なのに、それ以上に言い伝えを大会みたく扱いやがった。

 まるで自分を楽しませるための舞台を作り上げたみたいに。


(作り上げた?)


「仮の話だが、もし俺ら、十二神の一族の他にもう一族が居たとしたら?」


 そのことが灯火流の頭の中を駆け巡る。

 確かに、神を祭っている一族は、他にもいた。

 けれど神の力を宿したのは、灯火流達、十一族のみだった。

 けれど稀に、他の神達が民に宿ることもあると。

 しかし電樹は、考える暇も与えず攻撃に移った。


「灯火流、全力で掛かって来い。さっきのは忘れてくれ。そのことはこの戦いを楽しんでからじっくり考えようぜ!!」


 電樹の最初の一撃が地面に当たり、彼の体に流れる電流が床全体に放出された。

 衝撃前に空中へ跳んだ灯火流は大ダメージを免れたが、床に足を着いた瞬間、床に溜まっている電気を浴びることになる。

 体中が電流で拘束されたが動きを止めるまでには至らなかった。

 重力に逆らえず床に一直線に落ちていく灯火流は、電流を受け付け……なかった。

 ダメージを負わなかったことに気づき、電樹は微かに笑った。


「やるじゃねぇか、貴様の足元が着地する寸前、足元を炎を纏わりさせ電流を防いだのか」


 咄嗟の判断、いやこれは無意識に言った方が正しいかもしれない。

 無我夢中の苦肉の策だ。

 体自身が身を守るかのような反射力と脳裏で蘇ったつまらなかったはずの科学の授業がこんな所で役立つなんて思いもしなかった。

 電樹のさっき攻撃を真似て、足元の炎を床全体だけでなく、壁にも天井にまで広めた。

 全方向からの攻撃これをかわすことはできないはずだ。

 けれど電樹は、足を地面に付くこともましてや壁にも天井にも付くことはなかった。

 彼はあの時の灯火流と同様炎が広がった瞬間に空中へ跳んだ。

 しかし、落ちること無く空中に制止してた。


「どういう事だ?」


 電樹は足が着くことができない空気に足を支えていた。

 だが彼の属性を深く考えたら不可能ではない。


「そうか。床と壁にある小さな金属と天井の金属による磁力(じりょく)の引っ張り合いか。上下、左右、前後、その全てが揃い、安定した飛行を可能にする、だろ」

「ほ~、頭の回転が速い奴め。俺様が面白半分に編み出した、自らの体を磁石に変貌させる技をあっさりと見破るとは」

「ふ、図体のでかい筋肉脳みそだと思っていたが、意外に頭が切れるな」


 威張るように電樹に挑発を図った。

 どんな態度を取るか、あるいは、彼がどんな人間か伺ういい機会だったからだ。

 しかし、彼は笑いして見せて、返事を返した。


「ははは、小馬鹿にされるのは慣れている。その程度の挑発では、俺様は、ピクリともしねぜ。馬鹿でいるわけにはいかなかったからな。子供の頃、世界に思い知らされてからな」


 彼の語った子供時代のちょっとした呟きには悲しみが紛れ込んでいた。

 彼の気持ちは灯火流にも判る、かつて彼も体験した感情だからだ。

 もしかしたら神力者全員が同じような経験を負った者同士かもしれない。

 彼ら、神力使い達は、皆孤独から歩み始めたのかもしれない。

 だからこそ強くならないといけないという認識が生まれてしまった。

 家族から飾りみたいに扱われ、家でも学校でも居場所がない灯火流は強くなる道しかなかった。

 人間としてもう扱われないことを覚悟していた灯火流は、友香と出会い人生が一〇八度引っくり返ったように、皆もまた誰かと出会い学んだのだろう、世界には人形みたいに扱われた人間がいるように、また大事に思ってくれる人間も存在することを。


「だからこそ、負けられない」


 体から溢れるぐらいに力が湧いてきた。


『友香を守りたい』という気持ちからこの力を得た。


 守るためには、強くなるしかない。

 覚悟を改めた瞬間、部屋中に充満していた炎を一気に体に揃い、新たな技を生み出した。


「【炎の鎧】」


 体を覆い尽くす炎は、誰にも触れることができない、物理的無敵な鎧。

 電樹は嬉しさを耐えられず笑い始めた。


「そうだ、これだ。強い相手と戦えるこの高揚感、自分の限界が分かるかもしれないこの胸の高鳴り!ゾクゾクするね!!」


 彼の体からにも電気がはっきりと判るぐらい流れ出ていた。


「いくぜ、灯火流!!」


 掛け声と同時に一直線に俺の方に最速で俺に頭突きをかました。


「がはっ!」


 頭突きの衝撃で壁まで飛ばされた。

 彼は、自分が傷付くかもしれない状況でも迷わず行動するというのか。


「なーに、まさか俺様がビビルとでも思ったてのか。もしそう思ったのなら、見くびられ過ぎだっつの」


 電樹の頭には、傷もなければ、焦げ跡すらなかった。

 灯火流はその時、彼の賭けを理解した。

 灯火流が利用した仮説を逆に利用し、見事にその賭けに勝った。

 火が電気を通さないなら、その逆も然り。

 熱を避ける方法としてスピードを利用した。

 火の怖さって言うのは、長い時間浴びることであり、一瞬の触れるだけなら、何の意味はない。

 桁違(けたちが)いの速度を持つ雷の力、電気で脳を刺激し反応速度をぐーん上げる。

 まさに相性最悪の相手っという理由(わけ)だ。

 ものすごいスピードで攻撃を続け、かわすことが今できる精一杯(ベスト)だ。

 その後も攻撃を浴び続けていたが、徐々に電樹の攻撃のスピードに目も慣れ、反撃ができるようになっていた。

 全身に広がる痛みは想像を絶する。

 炎の鎧は自分を守る物ではなく、相手にダメージを与える鎧だ。

 しかし高速の攻撃により、この鎧は意味を持たない。

 灯火流は、鎧を解除し炎をまた足元に集中した。


「そっちがスピードで勝負するなら、こっちもスピードで勝負だ」


 灯火流は、以前使ったロケットのように足から炎を放出した。


「反撃開始!!」


 戦いの中でぶつかり合う拳と拳。

 避けつつ攻撃を仕掛ける。

 この動作を永遠と続け終わる気配を感じ取らせない。

 彼らの戦いを見学していた無神はにやけていた。

 無神の表情を見た灯火流は、ムカつき次に電樹と接触時に小声で彼に伝えた。


「俺の動きに合わせて避けろ」


 電樹も即座に理解し後ろに下がった。

 疲れのそぶりを見せ、灯火流は自分の最高の技の準備に移った。

 大量の空気を体の中に吸い込み電樹のいる方向に構えた。

 喉の所まで熱を感じ取り、攻撃を放つ準備が完了した。


真紅しんく息吹いぶき


 技を放った瞬間灯火流も電樹も顔のにやけ顔を隠せなかった。

 電樹は素早く攻撃をかわし、ちょうど真後ろにいた無神皇に直撃した。


「がはっ!」


 真っ黒焦げな姿で口から煙を吐きながらそのまま床に落ちて、動きが止まった。

 灯火流は、無神の真上へ跳び、その更に上に電樹が飛んでいた。

 彼も力を溜め込み、彼の取って置きの技を繰り出した。


混沌(カオス)()落雷(サンダー)


 電樹の技が繰り出される前に全身に炎の鎧を纏った。

 赤い雷が灯火流に直撃したが炎のおかげでダメージはかなり軽減された。

 彼に直撃した後に雷撃はさらに下へと落ち、無神にも攻撃が当たり、更なるダメージを喰らわせたが――

 パチッパチと手を叩く音が煙のある場所から全くの逆方向から聞こえきた。

 その方向へ振り向いた二人は、無傷の姿で空中に座っていた無神を発見する。

 床に倒れていた無神の姿はもういなかった。


「ははは、無駄無駄。この場はあくまで君達がゲストだ。司会者である私は、何もすることはできないのさ」


 チャンスが訪れ、一か八かの勝負に賭ける。


「そうか。なら俺はこの勝負降りる」


 無神に表情が歪み始め、その反応を伺う。


「はっ、何を言っているかね君は!!勝負を降りる?そんな展開私が許すとでも思っているのか!!」


 灯火流の意外な発言により動揺を見せる無神だが、灯火流は気にすることなく体育館を去った。

 その後ろに立っている電樹興味を失せたか、あくびを漏らし、彼もまたその場を去った。


「な、何これ?何なんだよ!!この私が許可無く勝負を降ろす訳が無かろうが……」


 体育館から聞こえてくる無神の叫び声、灯火流は、気にすることなくまっすぐ家に帰えろうとした。

 しかし、体育館の叫び声がくっきりと途絶え体育館に振り向く。

 無神が諦めたのか、状況を知る為体育館に戻ろうとした彼は、無神が飛び去るところを確認した。


「まあいいや、もしもの時に今夜は二つの試合を組んで良かった。あっちの 勝負は、もっとつまらなさそうだが仕方ない」


 無神の行動を気になり、後を追った。

 そしたら、ビンゴ、電樹と灯火流にも他に配られていた他の手紙は、彼ら同様、指定場所と時刻が刻まれていたことに気づいた。

 気づかれないよう無神の行き先を後ろからついていく灯火流は見た。

 無神が向かった場所に二つの影があったこと。

 一人は、姿をくらましていた鏡だった。

 彼の手に握り潰されかけていたもう一つの影は、土本大地だった……

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