表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

53/59

~第52話~ 最大の伏線

 僕は、「勇者と思っていた人が、実は極悪人だった」の「~第17話~」を書き終わって、真っ白な部屋の中、放心状態でいた。むしろ、“満足感にひたっていた”と表現した方がいいだろうか?

 そのくらい、今回は、やりたいコトを思いきりできた回だった。


 元々、この小説は、あまり深く考えずに書き始めた小説だった。だから、世界設定どころか、登場人物の1人さえも考えてはいなかった。勢いで書き始め、そのままの勢いで書き進めていった。

 なので、もちろん、執筆前には何の伏線も考えていなかったし、最初の話を書いた段階では1つの伏線も張ってはいなかった。


 それが、いつからだろうか?確か、3話目か4話目くらいだったと思うのだけど…

 今回の話を書くコトは既に決めていた。第17話。これは、もうかなり前から、こうなるように考えて話を進めていた。いわば、最大の伏線だったとも言える。

 ついに、それを書き終えるコトができて、僕は満足しているのだ。


 もちろん、物語はこの後も続く。そろそろ、ラストスパートをかけるべき時!そのタイミング!

 競馬でいうところの、最後の直線に入りかけている。その直前のカーブ!ここを越えたら、もう後は一直線にゴール目がけて駆け抜けるだけ!!


 完成まで、もうそんなに長い時間は必要としないだろう。

 残り10日か、そこら。早ければ数日。どんなに時間がかかっても2週間で、そこまで到達できる。それで、僕はこの部屋から脱出できる。何らかのアクシデントでも起きない限り。最後の最後まで気を緩めない限り。

 僕は、この小説を完成させるコトができるのだ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ