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~第39話~ 詳しいプロットや設定を決めずに書く

 僕は、ベッドに寝転がって考える。

 ストーリー的には3分の2近くまで来たはず。ただ、枚数的には、これまでの倍くらいは書いておきたいな。そう考えると、まだ半分か。先は長いな…

 この後、残り2体の仲間と出会って、いよいよ魔王復活の儀式か。そこまでのストーリーと、その後の展開も、おぼろげながら考えてはいるのだけど。細かい部分は全然だな。

 それにしても、ここまでよくやったな。何も考えずにスタートさせてしまって、最初はどうなることかと思ったけれど、どうにかストーリーとしては筋は通っているし。ま、細かい設定ミスはあるかも知れないけれども、それも致命的なほどではないだろうし。適当に始めてみても、どうにかなるものなのだな。小説なんて、最初にプロットだとか設定だとかをガッチリ決めてから書くものかと思ってたけど、全然その必要はなかったな。むしろ、伸び伸びと書けた分、こっちの方がよかったかも。


 ちょっと…この辺で、一休みしてもいいかも…

 いろいろと考えていると、疲れて眠くなってきてしまった。そうして、そのまま僕はベッドの上で、夢の世界へと引きずり込まれていった…

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