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~第23話~ ニワトリのマネ

 僕はニワトリのマネをしながら、腰をかがめて部屋の中を歩き回る。

「コッ~コッコッコココッコ、コッ~コッコッココココ、クケェッ~~~~!!!!!」

 さらに、ニワトリのマネを続ける。

「クワァ~クワァクワァクワァ、クケェッ~~~~!!!!!!!」

 別に、頭がおかしくなったわけではない。むしろ、正常そのものだ。これは、次に登場させようと思っているキャラクターのイメージトレーニング。僕は、こういう訓練も欠かさない。最高の小説を書く為には、登場キャラクターになりきらなければならない。たまたま、それが今回は人間ではなくニワトリであったというだけのこと。

「クェッ!クェッ!クェッ!クェッ!コッケッコ~~~~~~!!!!!」

 そんな風に叫び、ベッドの上に飛び上がったり、飛び降りたりしながら、僕はニワトリごっこを続ける。リアリティのある小説を書くには、こういった努力が必要なのだ。

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