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~第18話~ 油断

 フム。

 文章のテンポだけではなく、物語の方もテンポよく進めてみた。上手くいったぞ。ただ、ちょっと内容的にベタになってしまったな…

 ま、いいか。とりあえず、ノビノビと書き進められているし、このままの流れで行ってみよう。どうしても、これで“ありきたり過ぎて、いけない”となれば、その時にまた変えていけばいい。基本線としては、こんなものだろう。

 悪魔に出してもらったアイスクリームをペロペロと舐めながら、僕は、そんな風に考えていた。


 ここで、僕は油断してしまう。快調に執筆が続き、「こんなもの楽勝!楽勝!」と思ってしまったのだ。

 それで、何日も執筆が滞る。豪華な食事をし、アイスやケーキを食べ、ベッドに寝転がってマンガを読む。もちろん、全部、悪魔に出してもらったものだ。

 すると、もう書けない。1日サボってしまうと、次の日はもっと書けない。その次の日は、もっともっと書けなくなる。そうして、“次のノルマ7枚”は、とてつもなく重く大きな重りのように僕の背中にのしかかってくる。身動きが取れない。心が重い。どうしよう…

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