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~第11話~ まるで最初から計算し尽くしていたかの如く

 完璧だ。完璧過ぎる…

 まるで、最初から計算し尽くしていたかのようにピッタリとハマってしまった。


 文中で、“決して、たった今、適当にでっちあげて考えたストーリーなどではありません”などと書いてしまったが、あんなものは大嘘だ。たった今、考えたばかり!さっきまで、こんな仕掛けはカケラも思いついてはいなかった。

 ショートケーキを食べ、紅茶を飲み、スランプに陥り、床を転げ回り、再びショートケーキを食べて紅茶を飲み、床をのたうち回り、豪華な食事をして、トイレに入り、瞑想した。

 その結果が、これ。これなのだ!


 僕は気分をよくした。天才ではなかろうか?などと、自画自賛してみたりする。これならば、きっと、悪魔も満足してくれるだろう。

 けれども、僕はまだ知らない。この後に続く難問苦悶。試練の数々。頂上までは果てしなく遠い、その登山の道のりを。

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